百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫 JA (6))
一度読んだだけでは理解は無理。それでも読了後に受けた圧倒感は忘れられない。それほどの時間的空間的な壮大さ。そして20年近くたつ現在でも残る無力感。それほどの濃密で深い内容。
なぜキリスト教や仏教は悲惨な未来を示唆するのか。神とはか。弥勒とは。そもそもこの宇宙は何なのか。
これぞまさに日本SF会の金字塔。時間をかけ何度も読みなおすつもりでぜひ。
夕ばえ作戦 1 (リュウコミックス)
少年時代に読んだ作品で、NHKのテレビドラマも見たクチ。なんとドラマの主演は山田隆夫だ(確かにハリウッド俳優ではあるが)。
原作は現代の日用品や玩具といったしょうもない物を駆使して敵を撃退するお話だったが、リバイバルに当たって多少変えてある。ま、当時携帯なんてなかったしな。
とはいえ、この物語の根幹はしっかりつかんである。子供の頃はただ漠然ともの悲しいとだけ感じていたことが、滅びに対しても、希望を抱いて胸を張って進んでいくヒロインや先生の姿だったことに納得。昔読んだことのある人も、全く読んだことのない人も、どちらにもお奨めしたい。
アンドロメダ・ストーリーズ [DVD]
1982年に24時間テレビで放送された竹宮恵子氏原作の
「アンドロメダ・ストーリーズ」のED曲。
子供の時に見て、映画の最後にかかるこの曲が
強烈な
インパクトがあり、いつか探そうと思ってた。
ネットのQ&Aサイトで同じような人も探してて以下引用
○質問
どなたか曲名を教えて下さい!約20年ほど前のテレビ・・・略
○回答に対しての返答
素晴らしいです!!動画はまさにその作品のエンディングシーンでした!!
なんとなくですがかすかな記憶がよみがえってきて…思わず泣けました!!
おおっ。これだ。某サイトでED動画を紹介してた
http://jp.youtube.com/watch?v=Tf65I1BoAN8
曲の最後「あなたの背中に・・」の所を
すごく覚えてて、今聴いても名曲。
作品は素晴らしく カットも的を得てる。曲以外は全て忘れてた
あまり説明せず、分かるように作られてるのがいい。
日本のアニメは素晴らしいと言われるはずだ
光瀬龍 SF作家の曳航(えいこう) (ラピュータエクセレンス)
光瀬龍の作品のバックボーンになる戦争体験、大学、青春など50代の一ファンにはとても印象深い1冊
光瀬龍、栗本薫、吉村昭など若いときから熱中した作家が去ってしまい喪失感があった。
この本で自分の若い時代を思い出してしまった。
光瀬龍のバックボーンの無常観を終戦直前の多くの日本人が体現していたことなど、戦争についても考えさせられた。
NHK少年ドラマシリーズ その町を消せI [DVD]
何故、今こんな感じのドラマがつくられないんだろ?
リアルタイムで、ドラマと小説を楽しんでいました。
タイムトラベルとか、パラレルワールドとか大好きな
人には、おすすめです。
家庭用のビデオ?が原版のため、画像・音声が・・・。
また、ぬけてる回や、オープニング、エンディングが
切れてる回もあるけど、ぜったい買いです。売り切れる
まえに。