2013年11月8日に発売された「RICOH THETA」をミーハー気分で衝動買いして、早速近所の鳥取城跡久松公園で撮影してみた。
梱包取り出し後、何の設定の必要も無く未充電ながら（当然、充電後の使用が良い）ただちに撮影できるという超簡単（シンプル）デジカメだ。
手持ちのデジカメ「パナソニックDMC-TZ35」と同じ場所で撮影し、TZ35での魚眼レンズ、パノラマ画像との違いを検証する。（イメージ画像としてアップ済み）
デジカメのパノラマ写真は何十枚かの写真をカシャカシャと自分が回りながら一枚の写真に合成するのだが、チョット手元がぶれると段差のついた変な写真になってしまう。が、この「RICOH THETA」はワンシャッターでパノラマ写真が撮れるというもので、体幹ブレブレの私には有り難い代物だ。
要するにパノラマ撮影法の進化版といったところ。さほどびっくり仰天するものではないが、どんな写真に仕上がるのかーといったワクワク感はある。ただ、撮り方には一工夫要る。普通に撮影すれば、下部に撮影者自身が映り込むからだ。
スマートフォンが有れば、リモート撮影などでもっと楽しさも倍増するだろうが、プリペイド携帯しか持たない私には日付時間設定も出来ないようだ。
PCに取り込むとファイルの時間はすべて2013.01.01日0時0分となっているが、ファイルナンバーが付いているので撮った順番は確認できる。
ユーチューブにアップした動画（ http://www.youtube.com/watch?v=Nv8bppRcvXY ）に収録した「RICOH THETA」撮影画像は、撮影者自身が映っているので部分トリミングしている。実際の縦幅はもう3分の1ほど広い(元のファイルサイズは3584x1792）。
撮像素子は公表されていないが、TZ35とパノラマ形式での画質比較では遜色は無いが、写真として鑑賞比較した場合、1000万画素に届かない。500万画素程度といったところだろうか。
星５つとならなかったのは、この値段（40.320円 Amazon発送）のまま専用リモコンか自動シャッター機能が欲しかった。まぁ、当分は「カン」で撮り慣れてくしか無い。
そのうち、この機材のさらなる進化版も登場してくると思われる。
注意すべきは、このカメラで撮った画像は、パソコンに取り込んでそのままトリミング等の変更を加えると元に戻せないので、コピーしてからの加工変更をお薦めする。