ヨーロッパの海戦の本 おすすめ度 ★★★★☆
第1次大戦から第2次大戦で活躍した軍艦22隻が挙げられ、その艦が関わった戦いが書かれている。内容は、第1次大戦では通商破壊をおこなったドイツの巡洋艦エムデンやケーニヒスベルク、ユトランド沖海戦で爆沈したイギリスの巡戦、第2次大戦ではイギリスの仮装巡洋艦ラワルピンディ、イタリア戦艦ローマやイギリスによる北アフリカのフランス艦隊攻撃、オスロフィヨルドやバルト海での戦闘など、ヨーロッパの戦いが主である。他にスペイン内戦で沈んだ巡洋艦やタイと仏領インドシナとの国境紛争の際の海戦の話もある。以上のように色々な話があり面白かったが、参考文献が書かれていない点はマイナスである。
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