親しみやすく、そして美しいJAZZおすすめ度
★★★★☆
実は私は普段はあまりJAZZを聴く機会がありません。
何故か、じっくり聴き続ける…というようなことができないのです。
どちらかというと、その場にある空気のような存在の音楽、
というものでした、私にとってのJAZZというものは。
しかし、そんな私にとってのJAZZ概念を崩したのがこのCDです。
ピアノのアンドレア・パガーニやベースのマッシモ・モリコーニは
クラシックを勉強していることもあり、そのためか、
確かにJAZZではあるがまるでクラシックのような真っ直ぐな音色が響き渡る。
非常に親しみやすく、そして美しい。
じっくりと聴き入ってしまいました。
特に「ゴッドファーザー愛のテーマ」の軽快で斬新な
アレンジには驚きました、とても好きです。
評価は分かれるかもしれません。
しかし、こういうJAZZもあってよいと思える音楽です。
是非一度聴いてみてください。
誰もが聞きやすい・・・
おすすめ度 ★★★☆☆
素材が映画音楽など、お馴染みの曲なだけにクラッシック曲なんかの
アレンジに近く誰もが聞きやすい正しい内容?
音の足算・引算的なJAZZのお手本!難しい関数的な音のピアノは期待できません。
これがイタリア的なJAZZなのか?
概要
注目! After Beat新録シリーズ"イタリア・ジャズ"のトップ・バッターを飾るアンドレア・パガーニ・トリオ
アンドレア・パガーニはイタリア・ローマ生まれのピアニストで、現在35歳。地元ではキャパ200以上のジャズ・クラブを中心にツアーを行うなど、我が国でも今注目のジャズ・ピアニストのひとり。
マッシモ・モリコーネ (b)、アルフレッド・ロメオ (ds)を従えての本作『イタリア物語』は、おなじみの名画『甘い生活」』『ゴッドファーザー』『海の上のピアニスト』~『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』『刑事』『旅情』からのナンバーに、アンドレア・パガーニのオリジナルまで、珠玉の12曲を収録。注目すべきは、おそらく史上初といわれるジャズ・アレンジを施したイタリア国家「イタリアン・ブラザーズ(Fratelli D'Italia)」の演奏だが、しっとりとピアノ・ソロで聴かせるオリジナル「緑の瞳」も素晴らしい。映画同様、イタリア・ジャズが世界のジャズ・シーンを席巻する日も近いかも!(The Walker's 加瀬正之)