映画を観てもう一度あの歌を聴きたくなって・・・おすすめ度
★★★★★
映画「フリーダ」を観ている途中に「泣き女」の歌なるものを歌う老女のシーンに圧倒された。映画全編を通して流れるメキシコの歌をやりすごしていたけど、ここで強烈に立ち止まらざるをえなくなる。暗い酒場でフリーダの目の前で淡々と語るようにそして叫ぶように歌うこのシーンでサントラを買いたくなった。「また聞きたい」そう思わせる。あの老女のハートが伝わった。切なく強いメキシコの女のハートを受け取った。何回聞いても飽きない。既に買ってからリピートかけて毎日聞いている。オープニングから気持ちが高揚し、かつ心をメキシコへと誘ってくれる構成がメキシコ文化へと意識を向けさせた。映画を気に入ったなら間違いなくこれを聞いて心はメキシコへ。
悲しくも情熱的な映画音楽おすすめ度
★★★★☆
映画「フリーダ」を見て、早速このCDを注文した。サウンド・トラック版だけあって、歌だけではなく、映画のバックで演奏されていた器楽曲も収録されているところが良い。また、録音の舞台裏などをパソコンで楽しめる(短いけれども)ような仕掛けもある。
苦しみながら情熱的に生きた画家フリーダの生き様にぴったりの、ラテンミュージックである。
それぞれの音楽が演奏されて映画場面を、解説でもう少し書いてくれたら、映画を見た人はもっと楽しめたのに、と思った。