琴・和太鼓・尺八などをふんだんに使った武士の魂を表現したジマー久々の大作。2003年にエドワード・ズウィック監督の下、トム・クルーズ、真田広之、渡辺謙、小雪など豪華キャストで演出された映画「ラスト・サムライ」。音楽がジマーに決まった当初から期待していましたが、出来上がったものを聞いてみると新発見が多く、いろいろ考えさせれました。「へぇ～、ジマーが日本的音楽を書くとこうなるのか。」と、こんな感じで。武士道の熱い、熱い魂がジマー節によって見事ここに表現されています。こんなにも壮大なテーマはやっぱりこの人にしか書けません！映画を見た人も見てない人にもこのアルバムは聞く価値アリです！
ラスト サムライおすすめ度
★★★★★
バックドラフト以来、場面場面に即した、ハンス・ジマーの迫力に満ちた
音楽に常に魅了されてきましたが、日本人として誰しもが共感するであろう
＜武士道＞が、ハンスの音楽担当だと知り、それだけで、この映画のインパクトの強さを確信しました。 当然、映画の魅力をより深いものとし、映画全体の感動を更に盛り上げてくれました。
再びの＜ありがとう！ ジマー！＞でありました。
サントラもこれまたいいっす！おすすめ度
★★★★★
映画「ラストサムライ」があまりにも良かったので、サントラを購入しました。サントラって聴くだけで、こんなにも映画のワンシ－ン、ワンシ－ンが脳裏に鮮やかによみがえるものなんだぁ～。と、改めて妙に感心してしまいました。やっぱ音楽の威力って絶大なんですね。映像がなくても、泣けるんだもの・・・。
激しく勇ましい曲もありますが、全体的にはとても上質のクラッシックを聴いているよう。普段ＴＶから流れる音楽を聴き慣れている耳には、とても新鮮で、心が落ち着くとゆうか、腰が据わるとゆうか・・・。
映画に感動された方には、薦めずにはおかれない１枚ですっ！でも、車を運転中に聴いてはいけません。涙で前が見えなくなってしまうので危ないです（笑）
聞くだけでうるうる・・
おすすめ度 ★★★★☆
｢ラスト･サムライ｣2回も見ました。ストーリーが荒唐無稽だっていう声もあるけど、素直に泣けました。日本人に生まれてよかったとすら思いました。アメリカの映画ですが、客観的に｢武士道｣を見ることによって可能になったドラマでしょう。民族主義を描いた映画では、｢アラビアのロレンス｣のロレンス、｢ブレイブ･ハート｣のウォレスに架空の設定であってもオルグレンや勝元は匹敵するのではないかと思います。べた褒めですが映画としてのご都合主義には目をつむりここは素直に喜ぶべきだと思います。サントラですから仕方ないけど、あまり抑揚のない内容ではあっても叙情的でよい出来だと思います。
