こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE 2~UFO襲来! トルネード大作戦!! [DVD]
試写会に行って来たせいか、かなり好印象だった本作。題材はUFOやら人類の危機やら大げさなものを扱っているが、決して子供向けではない。親子愛や昭和時代の想い出も描かれていてむしろ大人が観る物であると思う。
また本作は同フジテレビのあの『踊る大捜査線』を意識している。「THE MOVIE」の偉いさん達が座っていたモニター付き丸テーブル、「THE MOVIE2」のレインボーブリッジ等。
両津の葛飾署を「所轄」と言うのも今までのこち亀ではなかった。
また、踊るオープニングでお馴染み「RHYTHM AND POLICE」をバックに両津の「ワシを待ってた事件ってこれだったんだ」や「レインボーブリッジ封鎖しちゃいました!」等の青島パロディ台詞が飛び交う予告CMも放送されていた。
さらには踊る2のDVDコメンタリーでは2度も「こち亀」に触れられている。
面白さは湾岸署袴田課長の保証付き!踊るの亀山プロシューサーも一押しするほどである。
こち亀ファンはもちろん、踊るファンも買って損は無いはずである。
また本作は同フジテレビのあの『踊る大捜査線』を意識している。「THE MOVIE」の偉いさん達が座っていたモニター付き丸テーブル、「THE MOVIE2」のレインボーブリッジ等。
両津の葛飾署を「所轄」と言うのも今までのこち亀ではなかった。
また、踊るオープニングでお馴染み「RHYTHM AND POLICE」をバックに両津の「ワシを待ってた事件ってこれだったんだ」や「レインボーブリッジ封鎖しちゃいました!」等の青島パロディ台詞が飛び交う予告CMも放送されていた。
さらには踊る2のDVDコメンタリーでは2度も「こち亀」に触れられている。
面白さは湾岸署袴田課長の保証付き!踊るの亀山プロシューサーも一押しするほどである。
こち亀ファンはもちろん、踊るファンも買って損は無いはずである。
秋本治SF短編集 (ジャンプコミックス)
週刊少年ジャンプの看板作品の1つ「こちら葛飾区亀有公園前派出所」の作者で知られる秋本治先生ですが、その秋本先生が週刊連載の間を縫って発表した読み切りを収めた数年ぶりの短編集が出たので早速買って読みました。
今回の短編集はSFテイストの作品が掲載されてまして、うだつの上がらないゲーム制作者の父親を助ける娘のストーリー「R.P.G」、ネットワークの世界にはびこる悪玉ウィルスを退治する少女が主人公の「N少女(ネットエンジェル)いずみ」、若手売れっ子漫画家と担当編集者が昭和31年の世界に迷い込んでトキワ荘を訪れる「時は…」、時空を超えてやって来た恐竜と侍がジュラシック・パークさながらの戦いを繰り広げる異色時代劇「KAKIMARU─かきまる─」、山奥の小さな村を舞台にダム建設による自然破壊と完成したダムに伴う災害に警鐘を鳴らす物語「SUCCEED」の5編が収録されています。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は時代の変化や流行を敏感に感じ取り、取り入れたつつも、時代が流れても変わってはいけないものがあるという事を読者に伝える、一本筋の通った作品ですが、こちらに掲載された作品にも秋本先生からのメッセージがしっかりと込められてます。
また、「N少女(ネットエンジェル)いずみ」が少女漫画に挑戦した作品だったのを始め、漫画家として成功してなお新しい事に挑戦し続ける姿勢に、創作者とはかくあるべしと改めて感じました。
今回の短編集はSFテイストの作品が掲載されてまして、うだつの上がらないゲーム制作者の父親を助ける娘のストーリー「R.P.G」、ネットワークの世界にはびこる悪玉ウィルスを退治する少女が主人公の「N少女(ネットエンジェル)いずみ」、若手売れっ子漫画家と担当編集者が昭和31年の世界に迷い込んでトキワ荘を訪れる「時は…」、時空を超えてやって来た恐竜と侍がジュラシック・パークさながらの戦いを繰り広げる異色時代劇「KAKIMARU─かきまる─」、山奥の小さな村を舞台にダム建設による自然破壊と完成したダムに伴う災害に警鐘を鳴らす物語「SUCCEED」の5編が収録されています。
「こちら葛飾区亀有公園前派出所」は時代の変化や流行を敏感に感じ取り、取り入れたつつも、時代が流れても変わってはいけないものがあるという事を読者に伝える、一本筋の通った作品ですが、こちらに掲載された作品にも秋本先生からのメッセージがしっかりと込められてます。
また、「N少女(ネットエンジェル)いずみ」が少女漫画に挑戦した作品だったのを始め、漫画家として成功してなお新しい事に挑戦し続ける姿勢に、創作者とはかくあるべしと改めて感じました。
こちら葛飾区亀有公園前派出所 192 (ジャンプコミックス)
前巻に引き続き、ページ数増量のリニューアル第2弾です。
190巻以前の1.5倍くらいの厚みがあり、読むのに時間がかかって長く楽しめました。
最近は巻末に各収録作品の裏話が載っていますが、いろいろな創作秘話を知ることができ興味深いです。
作者の秋本先生にはいつまでもお元気で頑張っていただきたいなと思います。
190巻以前の1.5倍くらいの厚みがあり、読むのに時間がかかって長く楽しめました。
最近は巻末に各収録作品の裏話が載っていますが、いろいろな創作秘話を知ることができ興味深いです。
作者の秋本先生にはいつまでもお元気で頑張っていただきたいなと思います。