以前よく、南方の島に行った。屋久島、沖永良部島、奄美、沖縄、八重山群島、小笠原など。そのため、登場する植物たち、あるいはアカショウビンには懐かしい思いを抱いた。一方で氷河期のなごりのミツガシワがでてきたのには驚いた。南方の島にミツガシワが残っているとは。遅島は屋久島並みに変化に富んだ島らしい。
　梨木さんの作品に登場する学者さんたちにもあこがれを感じる。「家守綺譚「冬虫夏草」の綿貫文学士、「海うそ」の秋野氏は人文地理学御専攻（民俗学にも造詣が深い）。二人とも悠然とした学究生活をおくり、自然と交感している。「学者」というものはこれぐらい余裕がなければいけない。昭和初期、つかの間の平穏な時期、秋野氏が旅した遅島はとても魅力的だ。それゆえに五十年後、無残に破壊された島の様子には心が痛んだ。今、世界のどこかに、かつての遅島のように、ゆるやかな時が流れる場所があれば、ぜひ、訪ねてみたい。

今回の楽曲は、映画主題歌としてもそうなのですが
曲調としても、『テルーの唄』、『奇跡の星』の流れの上にあると思います。
しっとりとした穏やかな曲を、手嶌さんが、たおやかに紡ぎます。

『虹』は、どことなく民族音楽のような要素もあり
『テルーの唄』を髣髴とさせる部分もありますが
その印象を違うものにしているのは、手嶌さんの歌声だと思います。
声の表情が以前よりもさらに豊かになっていて
そう感じるのは、手嶌さんの持っている力や良さが
また伸びてきているからではないかと感じました。

そして、個人的には『金色野原』の方が好きでした。
事前に、今回のCDに新居さんと谷山さんがかかわっているのは知っていたのですが
どちらがどちらなのか、きちんと確認せず、CDが届いてからも、そのまま聞いてしまい
でも、こちらが谷山さんの曲だということがすぐに分かりました。
以前にもレビューで書いたのですが、手嶌さんと谷山さんとの相性はとても良いと思います。
谷山さんが意図したであろう世界観を、余すところなく表現していると感じました。
それは、歌にとても説得力があったからです。

手嶌葵という歌い手は、これからも進化していくのだろうな、と思いました。

フィット感は良い。
付け方とか全く説明ないが、雰囲気でも装着出来ました。
あえて説明するならバンパーを固定してるツメを外してiPhoneのカメラ側をバンパーの中段から滑りこませる感じ。
この際、バンパーのスイッチがちゃんと出ていること確認。
綺麗に押しこんでバンパーを押さえながらツメをとじたら入りました。
あとこれは言っておかないといけないポイントとしては、スピーカーの穴が若干ズレてる事です。
(センターから1mm程度なので恐らく性能には影響しないだろう)

安かったしあんまり文句言う気に
ならないので☆3つが妥当かなと
思いました。

男性作家の刑事ものやギャンブルストーリーを経て数ヶ月ぶりに梨木作品を読んだ。
最初の短編３つであっという間に心が正反対の空間にふわっと解き放たれた。
たとえればコテコテ人文科学から森羅万象自然科学への解放感、五感の解放。
私の体のすべての細胞が空の大気に向かってゆるっとなるような感じだ。
部屋の中にいても窓の外の何かを感じる。
梨木さんの感性はやっぱりすごい。

この一冊の中では表題作が異色なのかな。
手塚治虫さんも「火の鳥・太陽編」で近いテーマを描いてたな。

1994年から2011年にかけての珠玉の小品集。

フィット感は良い。
付け方とか全く説明ないが、雰囲気でも装着出来ました。
あえて説明するならバンパーを固定してるツメを外してiPhoneのカメラ側をバンパーの中段から滑りこませる感じ。
この際、バンパーのスイッチがちゃんと出ていること確認。
綺麗に押しこんでバンパーを押さえながらツメをとじたら入りました。
あとこれは言っておかないといけないポイントとしては、スピーカーの穴が若干ズレてる事です。
(センターから1mm程度なので恐らく性能には影響しないだろう)

安かったしあんまり文句言う気に
ならないので☆3つが妥当かなと
思いました。