基本、角川書店から過去に出版されていたものの加筆修正版です。
評価はその時から変わっていません。未読の方はこちらをお勧めします。
アニメ化もされました大変面白い作品です。
角川版をお読みになられた方は、どこが変わったかを検証されるのも良い
かと思います。（併読に大阪万博をお勧めしますｗ）

PS2やXBOXなどの最新ゲーム機で遊びなれている人には多少、動作(捨てハイ時など)が遅く感じられるかもしれない。
しかし、このまんがのキャラクタはおおむね「まったり系」が多いため、キャラの特徴がよく出ている、と言えば、その動作もうなずける。
ストーリーモードクリアにも大して時間はかからないので、暇つぶしに、手軽に遊べる。
それぞれのキャラクタの性格が非常によく表現できていて、あずまんがファンには「必携」と言ってもよいと思う。

どこが凄いというわけでもなく、むしろ圧倒的に気の抜けた感じ。
それなのになぜか、耳に残ってしまうアニメあずまんが大王BGM。
へっぽこ感満点でヒョロヒョロ奏でられるリコーダーをはじめ、
手加減抜きで肩の力の抜け切ったほのぼのサウンド。和まされます。
その間にポン、ポンと挟まれてくるリリカルなチューンがニクい。
プロフェッショナルが真剣に作った適当感。そんな感じ。
前期1クールで使われた曲は、全部入ってる……のかな？
まあー、とりあえずファンなら。

思ったより日焼けがひどかった。読む分には困らないが少し残念でした。

非常にぬるいです。漫画でガツガツしたい人にはまずお勧めできません。

でも、そのぬるさこそがこの漫画の最大の魅力です。
個性的な面々と高校の３年間を過ごす。物語の中にでかいイベントや大きな起伏はないけれど、飽きずに楽しめる。考えてみればヘンな漫画です。

私はこれの他せんせいのお時間、らき☆すたやひだまりスケッチなど同じような設定や路線の学園ギャグ漫画を好んで読んでいますが、これは他とは確実に一線を画す独特な雰囲気を漂わせております。

ドタバタというにはちょっと違う、まったりとした雰囲気です。でも飽きない。なんだか不思議な漫画ですが、おすすめです。