統合失調症がやってきた
私も別の精神疾患でエビリファイを服用していますが、
精神疾患の最も恐ろしいところは、症状もさることながら、自分も周りも
病気自体がその人の存在の本体ではないかという錯覚に陥っていく点です。
これが差別や偏見の核心だと思います。
自分はこういう病気だからだめなんだと、自分で自分を差別してしまうことと、
常に闘わなければなりません。
だからこそ、あとがきの加賀谷さんの言葉がとても胸に響きます。
「社会の偏見は根深く、なかなかなくならない。
だけど、ぼくは、偏見がなくなることを期待するより、
自分がどう生きるかが大事だと考えてるんだ。」
加賀谷さんが芸人であることこそ人生と信じ続けられたのは、
病気にも屈することのなかった芸人魂と、それをしっかりと
受け止めていたキックさん、
松本ハウス二人の愛の力によるものだと思います。
生き様を芸に昇華した二人は、本当の芸人です。
お二人から生き抜く力をいただきました。ありがとうございます。
精神疾患の最も恐ろしいところは、症状もさることながら、自分も周りも
病気自体がその人の存在の本体ではないかという錯覚に陥っていく点です。
これが差別や偏見の核心だと思います。
自分はこういう病気だからだめなんだと、自分で自分を差別してしまうことと、
常に闘わなければなりません。
だからこそ、あとがきの加賀谷さんの言葉がとても胸に響きます。
「社会の偏見は根深く、なかなかなくならない。
だけど、ぼくは、偏見がなくなることを期待するより、
自分がどう生きるかが大事だと考えてるんだ。」
加賀谷さんが芸人であることこそ人生と信じ続けられたのは、
病気にも屈することのなかった芸人魂と、それをしっかりと
受け止めていたキックさん、
松本ハウス二人の愛の力によるものだと思います。
生き様を芸に昇華した二人は、本当の芸人です。
お二人から生き抜く力をいただきました。ありがとうございます。
統合失調症 (PHP新書)
統合失調症にかんするさまざまな情報が、整理整頓された読みやい形で書かれています。
誤診されがちな統合失調症と似た病気の一覧といった、痒いところに手が届くような記述もあり。
全体的なトーン、行間でいえば、
この病気を患っても絶望する必要はありませんよ、治りますよ、
といった思い遣りが感じられます。
誤診されがちな統合失調症と似た病気の一覧といった、痒いところに手が届くような記述もあり。
全体的なトーン、行間でいえば、
この病気を患っても絶望する必要はありませんよ、治りますよ、
といった思い遣りが感じられます。