交響詩「ジャングル大帝」<2009年改訂版>~白いライオンの物語~(DVD付)
シンセサイザーで有名な冨田勲氏だが、オーケストラ曲も素晴らしい。オーケストレーションも卓越しており、数々のクラシックの教則本にも負けていない。冨田氏も教則本を書いてほしい。どうしたらこのような素晴らしいオーケストレーションが書けるか分からないほど素晴らしい。
ジャングル大帝(新) DVD-BOX 1
私の一番古い記憶に、新ジャングル大帝のTV放送がある。主人公レオは、人間に育てられた身でありながら、野生のライオンの王となる。密猟者に父親のパンジャを殺され、その悲しみや怒りを持つが、育ててくれたヒゲ親父やケン一の優しさもしっている。人間は、レオ達にとって悪魔にも天使にもなりうる存在。レオは人間の本当の姿が天使であると思いたくもあり、心が揺れていく。ディズニーにあるような、「悪い奴」はこの作品の中では悪くもありながら悪くもない。悪人と善人とはっきり区切らず、両方の姿を持つ登場人物。手塚先生のものの見方がよく反映された、すばらしい作品だと思う。
新日本紀行/冨田勲の音楽
冨田サウンドといえば、やはり、「月の光」「惑星」などの、壮大なスケール感をもつ、シンセサイザー作品をすぐに思い出す人も多いと思います。でも、このCDを始めて聞かれた方は、ああ、あの曲は、冨田勲作曲のものだったのか?!と、新たな発見をするかもしれません。ただ、ぼくは、このCDに、子供のころ夢中になって見た、SFテレビドラマの主題曲が収録されていなかったのが、とても残念でしかたがありません。「キャプテン・ウルトラ」や「マイテイ・ジャック」東宝映画「ノストラダムスの大予言」などの音楽を、新録音で聞きたかったファンも意外と多いのではないでしょうか?ぜひ、第2弾の企画をお願いします。
ジャングル大帝レオ (秋田文庫)
見た所いろんなところに掲載されていたものを書きあつめたもののようで、それぞれ話が全然違っていて少々がっかり、アニメ化されたストーリも入っているのかなと思っていたのですがそれも入ってなくて2度がっかり。少年ものということもあって自分的には損をした感じになってしまいました・・・
まぁ、しかしこれが手塚さんの原点と言うかんじもするんですけど。
まぁ、しかしこれが手塚さんの原点と言うかんじもするんですけど。