【文庫】 バンクーバー朝日~日系人野球チームの奇跡~ (文芸社文庫)
カナダに日本人の野球チームがあったことなど、全く知りませんでした。2002年にカナダの球場で行われた野球の始球式に、「バンクーバー朝日」の高齢となった元メンバーが登場するところから始まります。そして時代は過去へ。かつて日系人のチームがカナダのトップリーグで優勝するまでを描いています。日本人として誇らしく思える一冊です。試合の描写が細かく、よく調べたなぁ、事実は小説より奇なり、というがホントだなぁ、と感動して読みました。でも、小説の最後のページを読み終わって、そこにある文を見たら、フィクションってありました。どこからどこまでがホントで、どこからどこまでがウソか分からないことにモヤモヤしています。
【映画ノベライズ】バンクーバーの朝日 (マガジンハウス文庫 に 2-1)
西山繭子さんの作品、期待通り、いやそれ以上でした。
「しょーとほーぷ」でもそうでしたが、登場人物一人ひとりを丁寧に描いているので、読んでいて自然と彼らの物語に入り込むことができて、とても素晴らしいと思います。
私は、カナダに渡った日本人のことも、ましてやパウエル街や朝日軍の存在も、全く知りませんでした。
この作品に出会えたお陰で、大切な史実を知ることができ、そのメッセージを受けとることができました。
「しょーとほーぷ」でもそうでしたが、登場人物一人ひとりを丁寧に描いているので、読んでいて自然と彼らの物語に入り込むことができて、とても素晴らしいと思います。
私は、カナダに渡った日本人のことも、ましてやパウエル街や朝日軍の存在も、全く知りませんでした。
この作品に出会えたお陰で、大切な史実を知ることができ、そのメッセージを受けとることができました。