ぎぶそん (ポプラ文庫ピュアフル)
ガンズ・アンド・ローゼズに憧れるガクは、ギターが上手いと噂の かける にバンド参加を呼びかける。メンバーは、ベースのマロと、ドラムのリリィ。でも、ガクに比べてマロは乗り気ではない。かける は、ガクらが通う中学の問題児だったのだ ・・・
芥川賞受賞作家 伊藤たかみ さんのライトノベル。
読者の対象はガクらと同じ中学生なのだろうが、大人が読んでも十分に楽しめる青春小説だ。むしろ、疲れ気味の社会人への一服の清涼剤となると思う。
ストーリーは、ガクらが、バンド内で発生する様々な問題を解決しながら本当の仲間になっていく姿を描いていく。音楽系ドラマの王道として、ありがちというか、教科書的ではあるのだが、このあるある設定が心地よい。わかっちゃいるが、クライマックスの文化祭の演奏シーンで結実する一体感は感動ものなのだ。
泣き虫ガクとリリィの恋の行方も見逃せない。いつ、どっちから、どうやって告白するの と年甲斐もなくワクワクしてしまう。このときの関西弁が実にいい。
本書の背景は、年号が平成にかわる頃。私はもう少し前の世代なのだが、随分前から、ガクらのような無邪気な中学生っていなくなったと感じている。本書は、今となってはファンタジーの世界ではあるのかなぁ。読み終えたとき、じんわりと胸が熱くなるのは、帰らぬ日々っを思ってということだけじゃなさそうだ。
ちなみに、タイトルの「ぎぶそん」は、かける のギター ギブソンのフライングVからきている。かける のじいちゃんが、バンド仲間を ぎぶそん と呼ぶのだ。こういう、ほっこり感が伊藤たかみ さんの魅力なんだな。
芥川賞受賞作家 伊藤たかみ さんのライトノベル。
読者の対象はガクらと同じ中学生なのだろうが、大人が読んでも十分に楽しめる青春小説だ。むしろ、疲れ気味の社会人への一服の清涼剤となると思う。
ストーリーは、ガクらが、バンド内で発生する様々な問題を解決しながら本当の仲間になっていく姿を描いていく。音楽系ドラマの王道として、ありがちというか、教科書的ではあるのだが、このあるある設定が心地よい。わかっちゃいるが、クライマックスの文化祭の演奏シーンで結実する一体感は感動ものなのだ。
泣き虫ガクとリリィの恋の行方も見逃せない。いつ、どっちから、どうやって告白するの と年甲斐もなくワクワクしてしまう。このときの関西弁が実にいい。
本書の背景は、年号が平成にかわる頃。私はもう少し前の世代なのだが、随分前から、ガクらのような無邪気な中学生っていなくなったと感じている。本書は、今となってはファンタジーの世界ではあるのかなぁ。読み終えたとき、じんわりと胸が熱くなるのは、帰らぬ日々っを思ってということだけじゃなさそうだ。
ちなみに、タイトルの「ぎぶそん」は、かける のギター ギブソンのフライングVからきている。かける のじいちゃんが、バンド仲間を ぎぶそん と呼ぶのだ。こういう、ほっこり感が伊藤たかみ さんの魅力なんだな。
八月の路上に捨てる (文春文庫)
30歳にして離婚…。30歳って、30歳までに結婚する!みたいな意識の他、ターニングポイントでもあるのかな?私も主人公と同じように、30歳にして離婚した。主人公は誕生日に入籍し、離婚するという設定だが、私も5/1に入籍し離婚している(偶然に)。そういう境遇には共感が持てた。
付き合ってる時は価値観が同じように感じていた、だから、結婚したハズなのに、ズレが生じてくる。価値観って難しいな…と、改めて思った。しかし、許せなかった事も「夫婦」という枠をはずして・はずれて考えてみると許せるようになったりするんだから、不思議だね。
付き合ってる時は価値観が同じように感じていた、だから、結婚したハズなのに、ズレが生じてくる。価値観って難しいな…と、改めて思った。しかし、許せなかった事も「夫婦」という枠をはずして・はずれて考えてみると許せるようになったりするんだから、不思議だね。
ミカ! (文春文庫)
私が最初のこの本を読んだのはちょうどミカやユウスケと同じ年でとても親近感が分けました。
あまり本にのめり込めなかった私でもこの本は初めてこんなにハマってこんなにリピート出来る本でした。
だからと言って子供っぽい物ではなくでも読んでいて楽しい本です☆
あまり本にのめり込めなかった私でもこの本は初めてこんなにハマってこんなにリピート出来る本でした。
だからと言って子供っぽい物ではなくでも読んでいて楽しい本です☆
NHKみんなのうた「グラスホッパー物語」 [DVD]
みんなのうた2005年12月/2006年1月の新曲です。
初めてみたときの驚き!
高見のっぽさん演じるバッタのおじいさんが、自分の経験をもとに
孫達に語りかけるのですが、あまり説教くさくなく孫達に
新しい世界に歩き出す素晴らしさをencourageしているのが良いですね。
のっぽさんの歌声も新鮮。
初めてみたときの驚き!
高見のっぽさん演じるバッタのおじいさんが、自分の経験をもとに
孫達に語りかけるのですが、あまり説教くさくなく孫達に
新しい世界に歩き出す素晴らしさをencourageしているのが良いですね。
のっぽさんの歌声も新鮮。