年々シンプルに削ぎ落とされてきたコーネリアスの音楽ですが、ライブ演奏も然り。何よりこの繊細な音を4人で鳴らしているのが凄い。基本はギターにベースにドラムに…とシンプルなロックバンド編成なのに、鳴らされるのは聴いた事のないようなサウンドなのです。かゆいところに手が届く音というのか、いちばん心地よい音がジャストなタイミングで鳴っている感じ。

コーネリアスの音楽は無機質的と評される事が多いようですが、私はむしろ無常感から来るメランコリックさが根底にあると思っています。アルバムとは違い小山田圭吾本人のボーカルにより歌われる『Omstart』の憂いある歌声と言ったらどうだろう!『Point of view point』を聴く度なんだかジンとしてしまうのは、きっと私だけではない、と思うのだけどなあ。

このDVDは、ライブ時に使用した映像を収録したものなので、プロモーションともライブ映像とも違った雰囲気のものです。音楽と映像のシンクロの妙が感じて見ていてとても心地がいいものです。
ちょっとライブ用なので、チカチカする映像がありますが、部屋を明るくして見る事をお勧めします。ただ流してぼーっと音楽を聴き映像を眺めるととても癒されます。

LIFEの曲達が生まれた時を語る皆さんの言葉や当時の映像から、スタッフとファンの熱とその中心にあった小沢くんの存在が見えてくるような感じになっていると思います。

個人的には撮影の合間にコードを爪弾く小沢くんと、ストリングスアレンジの話がツボです。

ずっと気になっていたんですよね。

97年の夏からファンになった者としては、ずっと噂でしか聞けなかったレビュー96の映像が在るのなら、なんとかして見てみたいものです。

同名の映画はこの作品をとても忠実に再現しているので、先に本を読んでいると

とっても参考になると思います。

ノルマンディ上陸作戦で、X艇が参加している事を偶然知りました。

これは他の資料を見ても殆ど出てこない、稀な情報です。

損耗率が大きい特殊作戦のX艇乗員ですが、D-Dayに関しては

第１次上陸部隊よりも遥かに安全な任務であったのは皮肉ですね。

大丈夫です。この一枚もので十分です。
買いましょう、聴きましょう！