ジャンヌ・ダルク Blu-ray
絵も音も実に見事な作品でした。この映画の撮影は、プラハの東およそ120マイルのブルンタールというチェコの町
にある廃墟で行われたということです。その他フランス、ノルマンディなどでも撮影は行われました。どこ
も中世の外観を残しているということで選ばれた土地なのです。
またこの作品は教会など現存する建築物を利用しておりサウンドステージで撮影されたのは牢獄のシーンだけというこ
とです。正確に再現した小道具などもこの映画のこだわりのひとつで、極力コンピューターグラフィックを避けた作品で
もあったのです。(ラストシーンなどCGは皆無なのです)
この作品の醍醐味は何といっても土煙を舞い上げて疾走する馬の大群、甲冑に身を包んだフランス軍兵士対
イギリス軍兵士たちのすさまじい合戦などスペクタクルシーンではなかろうか。ミラ演ずるジャンヌはまさに等身大
であり、女性としての色香を見事に封じ込め男子さながらの演技で時代に翻弄された激動ドラマを逞しく演じて
いる。とはいっても彼女が美しく輝いているシーンは戦場における戦いのシーンではなかろうか。
そして特典の映像メイキングでは、この作品の目的や規模の大きさが語られ、戦闘シーンなど撮影現場の様子
が撮られているのが理解できる。さらに主演のミラ・ジョボヴィッチの素顔が見られるが、戦場のシーンとは打って変
わってまさに息を呑むほどの美しさなのである。
ダイナミックな映像、絢爛たる色彩、重低音が轟く音・・・すべてが圧倒的で、観る者を捉えて離さないだろう。
にある廃墟で行われたということです。その他フランス、ノルマンディなどでも撮影は行われました。どこ
も中世の外観を残しているということで選ばれた土地なのです。
またこの作品は教会など現存する建築物を利用しておりサウンドステージで撮影されたのは牢獄のシーンだけというこ
とです。正確に再現した小道具などもこの映画のこだわりのひとつで、極力コンピューターグラフィックを避けた作品で
もあったのです。(ラストシーンなどCGは皆無なのです)
この作品の醍醐味は何といっても土煙を舞い上げて疾走する馬の大群、甲冑に身を包んだフランス軍兵士対
イギリス軍兵士たちのすさまじい合戦などスペクタクルシーンではなかろうか。ミラ演ずるジャンヌはまさに等身大
であり、女性としての色香を見事に封じ込め男子さながらの演技で時代に翻弄された激動ドラマを逞しく演じて
いる。とはいっても彼女が美しく輝いているシーンは戦場における戦いのシーンではなかろうか。
そして特典の映像メイキングでは、この作品の目的や規模の大きさが語られ、戦闘シーンなど撮影現場の様子
が撮られているのが理解できる。さらに主演のミラ・ジョボヴィッチの素顔が見られるが、戦場のシーンとは打って変
わってまさに息を呑むほどの美しさなのである。
ダイナミックな映像、絢爛たる色彩、重低音が轟く音・・・すべてが圧倒的で、観る者を捉えて離さないだろう。
Being John Malkovich [VHS] [Import]
劇場で観た時,ラストのブルーが限りなく澄んで見えた。救われなかった魂を,鮮やかなブルーで締め括るセンス。
全てが閉塞的な状況にある時分,あらためて観直す。ジョン・キューザック演じる人形師に感情移入しつつ,彼の境遇を笑った。他人を笑えない境遇にある者が,だ。ハッピーエンドの映画には激しく打ちひしがれる。逆に悲しい幕切れには切なくなる。一見丸く収まったようでいて,人形師の魂のみ永遠に迷い彷徨う。それが妙に切なく,泣きたい気持ちで笑ってしまう,まるで魂を乗っ取られたような自分がいた。
全てが閉塞的な状況にある時分,あらためて観直す。ジョン・キューザック演じる人形師に感情移入しつつ,彼の境遇を笑った。他人を笑えない境遇にある者が,だ。ハッピーエンドの映画には激しく打ちひしがれる。逆に悲しい幕切れには切なくなる。一見丸く収まったようでいて,人形師の魂のみ永遠に迷い彷徨う。それが妙に切なく,泣きたい気持ちで笑ってしまう,まるで魂を乗っ取られたような自分がいた。
マルコヴィッチの穴【字幕ワイド版】 [VHS]
こういう話は好きじゃないけど、いろいろと薦められたりしてようやく購入しました。決して笑える作品じゃないし、見終わった後も決して爽快感もありません。でも、観てよかったと思います。
他人の頭の中に入るっていうことがどういうことか。
できることなら好きな人の頭の中に入りたいな、って思うのですが。
マルコヴィッチに限定されているのは、彼がその「器」に運命づけられていたからだそうです。
「器」に運命づけられたマルコヴィッチも可愛そうだけど、
主人公の人形使いのクレイグもラストではかなりカワイソウに思えます。
「自己」とか「愛」とか、「男」とか「女」ってなんぞや等と柄にもなく考えてしまいました。
15分間のマルコヴィッチ体験に200ドルを払い並ぶ人たちを
覗き見趣味とみるか、神聖な体験とみるかも微妙な判断ですね。
他人の頭の中に入るっていうことがどういうことか。
できることなら好きな人の頭の中に入りたいな、って思うのですが。
マルコヴィッチに限定されているのは、彼がその「器」に運命づけられていたからだそうです。
「器」に運命づけられたマルコヴィッチも可愛そうだけど、
主人公の人形使いのクレイグもラストではかなりカワイソウに思えます。
「自己」とか「愛」とか、「男」とか「女」ってなんぞや等と柄にもなく考えてしまいました。
15分間のマルコヴィッチ体験に200ドルを払い並ぶ人たちを
覗き見趣味とみるか、神聖な体験とみるかも微妙な判断ですね。
マルコヴィッチの穴【日本語吹替版】 [VHS]
あまり前情報なくなんとなく面白そうだから…というだけで観たのですが、なんとなくどころかすごく面白かったです。まず、退屈させない奇抜な展開。非日常的な現象を描いているのに日常以上に真実をついているように感じました。人間の性(サガ)や欲望のやるせなさが笑いの合間合間に垣間見れて、観終わった後には色々と考えさせられます。果たして自分は自分の意思で動いているのか?自分という物の在り方について考えさせられます。。。
マルコヴィッチの穴 [Blu-ray]
片面2層ディスク、映像エンコードMPEG-4 AVC。
音声はオリジナル英語DTS-HDMA 5.1chのほかに、
フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の吹替えをDTS 5.1chで収録。
注意したいのは、アスミックから発売されていたDVDに収録されていた
日本語吹替え音声が収録されていないことです。
字幕は日本語に加えて、DVDにはなかった英語ほか多数の言語を収める。
特典映像は以下のものを収録。大半が人を喰ったような内容で、分数も多くはない。
・ジョン・H・マルコヴィッチ「絶望と幻滅の踊り」(8分)
・7と1/2階のご案内(3分)
(上の2つの特典は本編中で使われたドキュメンタリー映像)
・監督スパイク・ジョーンズ インタビュー(3分)
(大した内容は語られない上に、監督が途中で嘔吐して中断する。ジョーク映像?)
・密着取材:人形師の魅力(8分)
(映画の撮影にも協力した実在の人形師へのインタビュー)
・密着取材:エキストラのつぶやき(6分)
(題名通り、エキストラの雑談を聞かされる)
既発売のDVDに収録されていて本ブルーレイに収録されていない特典は以下の通り。
・何もないページ
・監督フォトアルバム
・オリジナル&日本版予告編
・TVスポット
アメリカではクライテリオン・コレクションから特典満載の豪華版ブルーレイが発売されており、
本編もスパイク・ジョーンズ監督が監修した4Kスキャンマスターを使用している。
日本と同じリージョンAだが、日本語字幕は入っていないので要注意。
特典は以下の通り。
・ジョン・H・マルコヴィッチ「絶望と幻滅の踊り」
・7と1/2階のご案内
・密着取材:人形師の魅力
・予告編&TVスポット集
・監督による写真と解説(16分)
・ジョン・ホッジマンによるジョン・マルコヴィッチへのインタビュー(28分)
・メイキング「非戦闘員はセットから退避」(34分)
・ミシェル・ゴンドリー(『エターナル・サンシャイン』監督)によるシーン別コメンタリー(58分)
国内盤は映画の内容に迫る特典がほとんどなく、既存の日本語音声も収録されていないので、
物足りなさを感じる出来。良く言えば、価格相応といったところです。
音声はオリジナル英語DTS-HDMA 5.1chのほかに、
フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語の吹替えをDTS 5.1chで収録。
注意したいのは、アスミックから発売されていたDVDに収録されていた
日本語吹替え音声が収録されていないことです。
字幕は日本語に加えて、DVDにはなかった英語ほか多数の言語を収める。
特典映像は以下のものを収録。大半が人を喰ったような内容で、分数も多くはない。
・ジョン・H・マルコヴィッチ「絶望と幻滅の踊り」(8分)
・7と1/2階のご案内(3分)
(上の2つの特典は本編中で使われたドキュメンタリー映像)
・監督スパイク・ジョーンズ インタビュー(3分)
(大した内容は語られない上に、監督が途中で嘔吐して中断する。ジョーク映像?)
・密着取材:人形師の魅力(8分)
(映画の撮影にも協力した実在の人形師へのインタビュー)
・密着取材:エキストラのつぶやき(6分)
(題名通り、エキストラの雑談を聞かされる)
既発売のDVDに収録されていて本ブルーレイに収録されていない特典は以下の通り。
・何もないページ
・監督フォトアルバム
・オリジナル&日本版予告編
・TVスポット
アメリカではクライテリオン・コレクションから特典満載の豪華版ブルーレイが発売されており、
本編もスパイク・ジョーンズ監督が監修した4Kスキャンマスターを使用している。
日本と同じリージョンAだが、日本語字幕は入っていないので要注意。
特典は以下の通り。
・ジョン・H・マルコヴィッチ「絶望と幻滅の踊り」
・7と1/2階のご案内
・密着取材:人形師の魅力
・予告編&TVスポット集
・監督による写真と解説(16分)
・ジョン・ホッジマンによるジョン・マルコヴィッチへのインタビュー(28分)
・メイキング「非戦闘員はセットから退避」(34分)
・ミシェル・ゴンドリー(『エターナル・サンシャイン』監督)によるシーン別コメンタリー(58分)
国内盤は映画の内容に迫る特典がほとんどなく、既存の日本語音声も収録されていないので、
物足りなさを感じる出来。良く言えば、価格相応といったところです。