Our Bright Future
鮮烈にして辛らつな”Fast Car”のデビューから20年。アルバムのタイトルは”私たちの明るい未来”。皮肉か、悔恨か?表題曲では”Fast Car”とほとんど同じことが唄われている。「未来が明るかったのは昔のことよ」と唄われている。つまり20年間、何も変わらなかったか、あるいはさらに悪くなったか。。。「理論的に言えば、私が間違っている可能性は常にある」。
後方を固めるのはスティーヴ・ガッド、ラリー・レヴィン、ジョーイ・ワロンカーなど「すげーなー」という布陣だ。それだけ彼女の唄は静かにアメリカ人の心を打つということだろう。
冬の夜に聴くと、染みる1枚だ。そしてこの冬、合衆国初の黒人大統領が誕生する。「未来が明るいのは、それが未来だからだ」と言える世界になるように、そう思いながら聴いてください。
後方を固めるのはスティーヴ・ガッド、ラリー・レヴィン、ジョーイ・ワロンカーなど「すげーなー」という布陣だ。それだけ彼女の唄は静かにアメリカ人の心を打つということだろう。
冬の夜に聴くと、染みる1枚だ。そしてこの冬、合衆国初の黒人大統領が誕生する。「未来が明るいのは、それが未来だからだ」と言える世界になるように、そう思いながら聴いてください。
Tracy Chapman
グラミー賞を取った年、ミーハーな気持ちでコンサートに行った。トレイシーが女性だと知ったのもこの時・・・あれから時が経ち、私もあの頃よりは大人になった。今CMで流れる曲の殆どが青春時代に流行った物ばかり。選曲する方が同年代なのだろうとなんだか親近感が湧く。このアルバムは引っ越しの際見当たらなくなってしまい、もう一度購入した。数ある私のCDの中で、無くしてもう一度買い求めようと思うCDはそんなに多くない。静かで、凛として深い・・・はにかんだ様なジャケットも大好き。思いを歌い、それを聴く人がこのアルバムを謳う。時を感じさせない、おすすめのアルバムです*