実はビデオも持ってるのだが思わずDVDで注文を入れなおしてしまった。
ホーン楽器の声帯模写ばかり売りにされた戦前のDecca録音や、戦後はベイシーとの共演盤ばかりが目立つ彼らだが、Dotを中心に精力的に録音していて、特にチボリ・ガーデンのライブは隠れた名盤だ。
このDVDは何年にもわたったチボリでの公演映像が挿入され非常に興味深い。
特に失明をおして出演するDonald(Harryだったかな？)が一切それを感じさせずステージを勤め上げる様は見事というほかない。
特に凝ったところもなく、一曲ユニゾンで押し通したりもする地味なコーラスはいまどき流行らないかもしれないが、兄弟ならではの声質のそろったボイスは何ともいえない温かみである。
もちろん"Story"というくらいだから彼らのデビュー以来の足跡も語られる。
彼らのコーラスに合わせたアニメ映画なども挿入されていて、楽しい。
Mills Brothersが好きでない人にはつらいかもしれないが、彼らに格段の
思い入れのある人には必見であろう

　ピストルズ主演映画として有名な本作。内容はこれがまた人を喰った内容で、マネージャーのＭマクラーレンによるピストルズというバンドを使っていかに自分が大金を稼いだかという皮肉と冗談と本気が入り混じったフェイクドキュメントとも言える作品に仕上がっている。実質的な主演はマルコムと言えるだろう。ピストルズに過剰にカリスマ性と伝説性を抱いている純粋な人にはお勧めできない内容だ。製作された当時既に、ボーカルのジョンライドンは脱退しているので、本編では初期の映像を除いて全く新撮影部分には登場しない。当時暇だったのかドラムスとギターの地味裏方のＰクックとSジョーンズが大々的にフィーチャーされている。最も気になるジドヴィシャスだが、有名な階段でマシンガン連打殺戮のシーンは本作最大の見所だが、彼も当時ドラッグで使い物ならなかったようでこれ以外殆ど出てこない。要するにマルコムとその当時舎弟状態だったＰクック、Ｓジョーンズ組主演と考えておいたほうがいいだろう。監督は８０年代だけ持てはやされたMTV出身のJテンプルなのでアニメショーンを多用したりと映像的にはけっこう見所は多い。最終的に本作を見て一番印象に残るのはマルコムのあの独特の喋り方である。

Once again the Baudelaire orphans are transplanted in what will turn out to be a "Series of Unfortunate Events." Their newest home is the Lucky Smells Lumbermill dormitory.

Here once again Lemony tells the meaning of many words (usually with words that need the meaning explained.) We are treated to the difference of literally and figurative among other such concepts.

Naturally they think everyone is Olaf. And of course they are correct. A mystery has to be solved and to do this Violet must learn Klaus's skills of reading apprehension. Then there are lives to be saved and Klaus must learn Violets' inventive skills. Sunny stays En garde.

やっぱりミルズは３０年代だよなあ・・・。
しかもこの収録曲の数、そしてこの値段！！
アナログ時代じゃ考えられなかった。

楽器の形態模写とコーラスが見事に交わる、
これぞ芸！これぞ娯楽！これぞスイング！
と叫びたくなる素晴らしい音楽です。

５０年代とか６０年代の、形態模写を
ほとんどやらなくなったミルズ聴いて、「ふ〜ん」
くらいでスルーしたあなた、
聴いてください！！

あきれたぼういず、やスパイク・ジョーンズとは
違って、芸がネタにならずに、音楽として
消化されてるところが、かっこいい。

達人たちの、オーバーでなく音楽遺産です。