予想外のオチでした。

と、いうか
一話一話、どういう展開になるのか全く予想できない意外な展開でした。
絵がきれいで、とっても読みやすい。
女の子たちもとっても可愛い！！
かなりおきにいりです。

タバコを入れる用に買いましたが、
タバコの箱、携帯灰皿、ライター２つがちょうど入る大きさで(←これでピッチリ)
特に作りが脆かったりすぐに結びがほつれたりもしていませんし、柄も中々にオシャレです。
柄が気に入って買うのならば期待を裏切ることは無いかと思います。

2003年春にテレビドラマとして放送されたものを小説化したものです。

モデルはアートコーポレーション（旧・アート引越センター）を築き上げた
寺田千代乃・寺田寿男夫妻。

実際のドラマでは藤原紀香さん、山口智充さんが演じていたそうです。

事実からエッセンスを抽出して、
脚本家の大石静さんがストーリーを膨らませているらしく、
巻末に掲載されている寺田千代乃さんへのインタビューでは、
冗談交じりに「三割事実で七割フィクション」と表現されていました。

「白い靴下」、「0123という電話番号」、「企業名の理由」など、
実際に使われているアイデアなども度々登場しますし、
設立から成長していく過程のストーリー自体もそんなに悪くないです。

ただ、文章の大半は会話文だけで成り立っており、
全体としては少し薄っぺらい印象。

映像としてはそれなりに楽しめたのかも知れませんが、
小説としてはあまり良いデキだとは言えませんでした。

現時点でDVDなどは発売されていないようなので、
どんなドラマだったのか気になる方は読んでみるのも良いかもしれませんね。