孤高の人 1 (ヤングジャンプコミックス)
「ロッククライミングしようぜ!」「する、ただし、一人でな!」
才能>熱意、内容を端的に表せばこんな感じになりますかねえ。孤高を好む主人公が、どうしても登りたい崖があるためロッククライミングの世界に足を踏み入れていく。やり方は荒々しい、でも経験者から見れば正しい。そんな、才能が全てを肯定していくような漫画です。熱意はあるのに結果が出ない、ライバルキャラが気の毒になるほどの主人公の無双ぶりでした。でも絵柄は綺麗で内容も悪くない、これは当たりかもしれませんね。お勧めです。
才能>熱意、内容を端的に表せばこんな感じになりますかねえ。孤高を好む主人公が、どうしても登りたい崖があるためロッククライミングの世界に足を踏み入れていく。やり方は荒々しい、でも経験者から見れば正しい。そんな、才能が全てを肯定していくような漫画です。熱意はあるのに結果が出ない、ライバルキャラが気の毒になるほどの主人公の無双ぶりでした。でも絵柄は綺麗で内容も悪くない、これは当たりかもしれませんね。お勧めです。
イノサン 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
ヤングジャンプ初掲載されたときから、惹きこまれてしまった。
『死刑執行人サンソン―国王ルイ十六世の首を刎ねた男』を
読んでいたこともあって、非常に興奮していた。
「シャルル=アンリ・サンソン」という魅力的な人物を漫画で表現されるのだと。
そしてその魅力的な人物を『孤高の人』の坂本眞一さんによって描かれる。
これは圧倒的な漫画になりそうだと、自分一人で納得していました。
ただ懸念されるべき部分がありました。
処刑するシーンについてです。
死刑執行人ということもあり、避けられない部分です。
処刑する描写を描かずにいると、
「この作品のメッセージ性」や「世の中の流れに反抗する」
というものが薄れてしまうのではないかと。
しかし、そんな懸念は1巻の最後で吹き飛びました。
「あぁ、痛い!」
斬首に失敗しているシーンに思わず、本当に眼を背けてしまった。
大体の漫画では、首が飛ぶ表現(比喩表現でなく、物理的なほう)は、
スパン!と切れて派手に飛んでいくもんなんですが
『イノサン』ではザクリ…という表現で描いている。
そんな残酷なシーンを直視して描いている。
だからこそ、この作品には圧倒的な力が宿るのだと思います。
人を選ぶ作品ではありますが、他を圧倒する作品です。
来年あたりマンガ大賞にノミネートされるんじゃないでしょうか?
『死刑執行人サンソン―国王ルイ十六世の首を刎ねた男』を
読んでいたこともあって、非常に興奮していた。
「シャルル=アンリ・サンソン」という魅力的な人物を漫画で表現されるのだと。
そしてその魅力的な人物を『孤高の人』の坂本眞一さんによって描かれる。
これは圧倒的な漫画になりそうだと、自分一人で納得していました。
ただ懸念されるべき部分がありました。
処刑するシーンについてです。
死刑執行人ということもあり、避けられない部分です。
処刑する描写を描かずにいると、
「この作品のメッセージ性」や「世の中の流れに反抗する」
というものが薄れてしまうのではないかと。
しかし、そんな懸念は1巻の最後で吹き飛びました。
「あぁ、痛い!」
斬首に失敗しているシーンに思わず、本当に眼を背けてしまった。
大体の漫画では、首が飛ぶ表現(比喩表現でなく、物理的なほう)は、
スパン!と切れて派手に飛んでいくもんなんですが
『イノサン』ではザクリ…という表現で描いている。
そんな残酷なシーンを直視して描いている。
だからこそ、この作品には圧倒的な力が宿るのだと思います。
人を選ぶ作品ではありますが、他を圧倒する作品です。
来年あたりマンガ大賞にノミネートされるんじゃないでしょうか?