普通の大学生があることをきっかけに貧困の底辺に向かって落ちていく半年間のお話。
役者は素晴らしく主人公の中村蒼の顔も性格も、当初は甘すぎるのが気になっていたが、
落ちていくたびに悲壮感が感じられて良かった。ホストクラブ経営者役の金子ノブアキも良かったが、
なんといっても大塚千弘。海外の女優さんは名の通っている人でも必要があれば行うが、
日本人の女優がやらない濡れ場を大胆いや男前にやり切っていたのがとても良かった。
そして最後のシャンパンコールにグッときました。

このお話で伝えたいことはわかりましたが、気になったところがあります。
主人公が警察に「ランボー1」のような形で連行されるシーンがあり役所には
不信感があるのもしれないが、気になることは生活保護を申請するシーンを無いこと。
申請した後に拒否されれば、先が見えない感じをより引き出すことができたはず。
このテーマを扱うのであれば避けては通れないことだと思うのですが...

お話は気になるところがありましたが、
駅前でよく見る正しいティッシュの配り方やホストの裏側など
細かいところが結構面白かったり、
役者がよかったです。

まだ取り付けしていませんが 電気系パーツには 取扱い説明書 配線図 が欲しいです

アニメは見ていませんが、作詞こだまさおり、作曲高田暁ということで、個人的にかなりツボです。
曲がいいのに加えて声優のメンツもかわいいですね。アニメもみてみようと思います。
2曲目のワタシはワタシ？も(おそらく)アニメの内容を反映したかわいい曲です。

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大学生だった主人公。親が学費を払わなかったため除籍になる。

そこから住むところをなくし、ネットカフェで寝る生活。
住所不定になると働くことも難しく、警察の目も厳しい。

住み込みの仕事として、バイトや工事現場の仕事なども描かれて
いる。
「この国は1度　仕組みが外れると戻れない」というような
話がありましたが、まさにそれを実感させてくれます。

日常が幸せにあっても、ちょっとしたことで向こう側になってしまう
恐怖を感じさせてくれると同時に、今の日本が抱える問題を提起
している作品でした。

あかねとの出会い。再会など、、、この作品の魅力を高める一つ
だと思いました。憂いのある表情や、笑顔、泣き顔が主人公との
心の距離を色々感じさせてくれました。