アマゾンの解説ではこのDVDはリージョン・１ですが、日本製のリージョン・２プレーヤーで再生できます！

2007年4月17日LAのオルフェウム・シアターで行なわれたライヴを収録。
記念すべきデビュー作『Dreamboat Annie』をオープニングからラストまで完全再現したものである。
ロック・ナンバーと、アコースティック・ナンバーがバランス良く配された、このアルバムはハート初期の名盤と謳われるもの。
そんな作品が、DVDとなり当時と変わらぬ初々しさはそのままに、そして熟練の技が生み出す深い歌声、
そしてライヴならではの臨場感が加わって、さらに新鮮に、さらにダイナミックなサウンドで楽しませてくれる。
アンのシャウト、ナンシーのギター、そして、ベテラン・バンドの存在、更にストリングス部隊も加わり、スケール感溢れる臨場感で魅せてくれる。
そして、「ピンク・フロイド」、「レッド・ツェッペリン」「ザ・フー」のカヴァーも披露し、ダイナミックなライヴは素晴らしいに尽きる。

収録時間は約９０分、冒頭にハート結成の歴史やその想いをアンとナンシーのツーショットでインタビューがあり。
ライヴ正味は約70分だが、EXTRAでは、ファンからのメッセージなどが寄せられる。
また、フォトギャラリーも収録し、若き頃のアンとナンシーの姿や雑誌の記事やライヴで撮影された貴重な写真も有る。

音声は、ドルビーデジタル５．１ｃｈも選択でき、ウーハーはドンドンのRockしてます。
但し、輸入盤という事もあり、インタビューやMCも英語字幕ですら無いです。

収録曲は以下の通りです。

01. Magic Man
02. Dreamboat Annie (Fantasy Child)
03. Crazy On You
04. Soul Of The Sea
05. Dreamboat Annie
06. White Lightning & Wine
07. (Love Me Like Music) I'll Be Your Song
08. Sing Child
09. How Deep It Goes
10. Dreamboat Annie (Reprise)
<Encore>
11. Mistral Wind
12. Goodbye Blue Sky
13. Black Dog
14. Misty Mountain Hop
15. Love, Reign O'er Me

　日本では珍しいアグレッシブなピアノを前面に押し出す東野純直。
　最近はあまり面には出てこないけれど、多分それは本人自身が小さなスペースでのライブを気に入っているためだと思う。実力ならテレビに出ているアーチスト達と遜色ない。声量、音色、インプロバイぜーション、どれを取っても、日本隋一の実力の持ち主だと思う。
　もしそれが嘘だと思うなら、このアルバムを聞いてもらいたい。楽曲はかなり聞き易い構成になっているが、その隙間から東野の実力が窺い知れる。特に５曲目と９曲目の明るさ、激しさの対比が素晴らしい。

江ノ島で開催された第一回のジャパンジャムを見たのですが、ナンシーのギターが大うけでした。　　　この頃のハートはデビュー前後の契約ﾄﾗﾌﾞﾙで、
アルバムのリリースが前後してるとか何とかで、「マジック・マン」ぐらいしか知られてなく、予備知識なしのおまけみたいでした。
ビーチボーイズのために行った様なものでしたが、ナンシーのギターがメイン以上に受けてました。　　　このアルバムはその後の作品よりストレートで
すっきりした好印象の佳作です。　　「ドリーム・ボート・アニー」を軸に展開されるアルバムですが、やや試行錯誤の感もありそれがまたいいと思います。
完成度の高い凝ったアルバムよりシンプルでさわやかです。

アンとナンシーの動いている姿を観るだけで大満足。涙がとまらず何回もリピートしてました。