とても良かったです。ライブを思い出しました。ありがとうございます。

暖かくてほかほかするアルバム。愛に溢れたX'masソングも入ってるし。
何より、縁がこんなに早く見られるとは。石井さんサングラス無しでもイケメン、MCがそのまま入ってるのも嬉しかった「礎石！」には毎度笑わせてもらってます。絵も顔魂も見られて、すごく得した気分です。だしてくれてありがと~と感謝です。

DVD特典の対談が、テレビ放映用かと思うくらいのレベルでした。対談ゲストの方々、平野暁臣さん、千住明さん、コシノジュンコさん、面子のスゴさに加え、話の内容から芸術家の純粋さ、過激さが垣間見える(分かりやすいものそうでないもの色々)のは石井さんであったればこそ。でも石井さんが主役なのではなく、各々が「積み上げてきたもの」で話をしている「番組」って視点で見れます。
これだけのものを作るのは、企画立案構成出演依頼スケジュール調整撮影編集…等、どこまでも難しそう。

4人のうち、一番純粋で過激な人は、誰だろう？
観賞後に考えてみると楽しいかもしれません。
石井さんに全く興味がなくても、芸術に興味のあるかたは特に面白いと思います。初見はレンタルでも。ただ、お馴染みの楽しくご陽気に~な雰囲気ではありません。気配りはあっても、サービスはないです。

本編は、サービス満点でした。
舞台装置(？)、衣装、演出、演奏、照明、歌、MC (ほぼカット)に、驚き、陶酔、笑い、泣きとさぞ忙しかったと思います。御本人、ファンの資質か、最後の方の薄サングラス姿は、いいお顔をされていて、こちらも嬉しくなります。
価格は、本編も特典もここまでやるならしかたない(笑)ので、☆は5つです。

米米、石井さん、両方のDVDをほぼ持っていますが、その中でも特に秀逸だと思います。
美しいです！キレイなんです♪”
このLIVE自体、セット、構成、楽曲、ダンサーどれもが美しくまとまってて最高でした。

石井さんの歌唱力、ステージがすばらしいのは言うまでもなく、このLIVEは両脇のダンサー２名にも注目です。
美しくセクシーな動きのダンサーと、かわいらしくてキュートな動きのダンサー、全くタイプの違う２人の動きを見るのも楽しいです。

「VOICE」のような懐かしい楽曲から、最近の楽曲までバランス良く盛り込まれています。
踊れる楽曲も盛り込まれているので、振り付けを知ってらっしゃる方は、このDVD見ながら体が勝手に動いてしまうかも♪”
見てるだけでテンションが上がる自分がそこに居ます（笑）

石井さんや米米に興味あるけどどうかな〜
という方をお誘いするのに、最初に見ていただくDVDとしても良い作品だと思います。

過去にも米米のカールスモーキー石井としての「ひとり芸」や、またソロ後の石井竜也として書かれた「月刊：石井竜也」等、てっぺいちゃんが出した本は幾つかありました。
が、それらはある意味ネタ本的要素の強いものでした。

今回のイノセントについては既出のそれらとは違い、本当の意味での「石井竜也」が描かれた初めての本です。

既に米米時やソロ後の活動の中でも、以下については時折発言されていました。
・幼少時代の話やおじいちゃんの話。
・学生時代の遊び人時代の話
・米米ファンであれば知っている「米米創世記」の話。
・創作に対するてっぺいちゃんの想い。

この本では勿論上記の４つについても語られていますが、この４つですら「今までは語られてきていたのは、あくまでも表層部分」だったという事。
実はその裏に、語られてこなかった、「その当時のてっぺいちゃんの本当の心理状態」や「想い・考え」「事実」があったという事。　
それらをふざける事無く、てっぺいちゃん自らの口でカミングアウトしています。

更にはファンの中では通説となりつつも、公では否定してきていた「ＡＣＲＩの失敗が引き金となった米米解散」や「時代に先駆けすぎてしまうソロ活動への疑念」等に対して、否定する事・投げ捨てる事無く、
正直に語られています。

米米のカールスモーキー石井として、ソロ後の石井Beauty・石井竜也として、ある種　常人離れした存在感に惹かれてきた人達にとっては、「一個人：石井竜也としての真実」が生々しく感じられるかもしれませんし、見聞きしたくない事もあるかもしれません。

が、だからこそこの本でカミングアウトしたことにより、今迄の石井竜也を一旦リセットしたてっぺいちゃんが、今後のどんな活動ステージに進んで行くのか？　

更に楽しみになってきます。
いつまでも異端児であって欲しい。