PTSD(心的外傷後ストレス障害) (こころのライブラリー)
PTSDの現在という表題から始まって、初心者でもその流れがつかめるように書かれている入門書。各筆者の知見の水準にばらつきがあるものの読み易い内容なので、PTSDに悩む人のカウンセラーの参考書としても、クライエントの現状認識を促すちょっと専門的な読書としても使えるのではないかと思う。特にお勧めなのはトラウマの後遺症についての解説でどのような治療が必要なのかと合わせて、心療内科的なケアの必要性と、所々にこの病に対する、日本と海外とのちょっとした違いなどがさりげなく書かれているのが興味深い。
心に傷をうけた人の心のケア―PTSD(心的外傷後ストレス症候群)を起こさないために
ページが少なく事細かにかかれた本ではないが、
むしろ常に持ち歩ける軽さが良いと思う。
外傷に対する反応(症状)についてわかりやすく書かれており、
自分を客観的に理解することに役立ったし、
不安やイライラ感の取り扱いについてのアドバイスも、
大きな心の支えとなった。
家族やパートナーなど周りに理解を求めたい時にも、
その道標となってくれる。
巻末のその他の文献の一覧も、とても参考になった。
むしろ常に持ち歩ける軽さが良いと思う。
外傷に対する反応(症状)についてわかりやすく書かれており、
自分を客観的に理解することに役立ったし、
不安やイライラ感の取り扱いについてのアドバイスも、
大きな心の支えとなった。
家族やパートナーなど周りに理解を求めたい時にも、
その道標となってくれる。
巻末のその他の文献の一覧も、とても参考になった。