ドラマの場面を思い出して心が温かくなりますおすすめ度
★★★★★
このドラマがたくさんの人に愛されるのには多くの理由があると思います。
キャストの豪華さ、ストーリーのすばらしさ、細かいところまで気を配った演出、そして見るだけで心が洗われるような美しい景色の数々。
でも、それらの要素を最大限に引き出しているのは、間違いなく後ろで流れている音楽の魅力でしょう。
聴くだけで心が安らぎ、「自分は何のために生きているのか」「自分に何ができるのか」を問いかけられているような気分になります。
忙しさに追われて心がぎすぎすしている時におススメです。
穏やかな島の日常と、温かい心を表現した音楽集。
おすすめ度 ★★★★★
2006が高視聴率で放映中の本番組ですが、すべてはここから始まっています。
2003年の放映時に、ドラマに感動して、即サントラ盤、主題歌、挿入歌(そしてコミック)を、当時予約して次々に買いました。
音楽(19曲)の吉俣良氏は、ドラマでは、「プライド」「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」「がんばっていきまっしょい」「マチベン」他、
映画では、「天使」「冷静と情熱のあいだ」「シュガー&スパイス〜風味絶佳〜」などを手がけられました。
全体を通して、島の穏やかな日常や、心情の暖かさを表現しています。
印象的なのは、テーマ曲の「1. COTO」、手術シーンなどの「3. Stage」、沖縄民謡風の「4. ふがらっさ」などですが、
特に「Stage」はダイナミックで何度も聞いています。
ちなみに「スペシャル」と今回の「2006」も本盤の音楽をそのまま使用しているのみかと思いましたが、
11月に「Dr.コトー診療所2オリジナル・サウンドトラック」が発売され、"COTO2004","COTO2006"という曲が入っています。
概要
南の孤島の診療所を舞台にしたヒューマンドラマ「Dr.コトー診療所」(フジテレビ)のオリジナル・サウンドトラック。収録された22曲中19曲の作曲・編曲を手がけた吉俣良は、作・編曲、プロデュースなど幅広い分野で活躍しているミュージシャンだ(映画「情熱と冷静のあいだ」の音楽も彼の手による)。壮大な音像のなかに人間っぽい暖かさを感じさせる本作からも、彼のたぐいまれなセンスはしっかりと伝わってくる。主題歌「銀の龍の背に乗って」(中島みゆき)のインストゥルメンタル・バージョンも収録している。(森 朋之)