主人公四人(香山・主人公・俊夫・啓子)の行動一つがそれぞれのルートに影響を及ぼすので、一度選んだ選択肢を1人変えるだけで他の主人公のルートに違いがでてくると言うのも、私的には良かったですね。エンディングが手抜きみたいなのがいくつかありましたが、あまり凝った難しいものばかりだと疲れてしまいますし………
戻ったり進めたり、主人公変えてまた戻ったりと、手間はかかりますがサウンドノベルが好きだという方はかまいたちの夜未プレイでも前作のメインシナリオも入っていますし、値段の安さからみても気になる人はやってみて損はないかと思います
ファンディスクと考えた方が妥当かもしれないおすすめ度
★★★☆☆
シナリオが完全な続編のため一作目二作目の本編が
丸々入っているという珍しい仕様になっている。
完結編のシステムはタイムチャート方式を採用しており、
数人の主人公の視点から微妙に違うだけの同じシーンを
何度も見ることになる。
これは最初は面倒でしかなかったが、一巡したところで
結局はそれが犯人探しの捜査部分にあたるので、
いつの間にか当たり前になり慣れる。
かまいたちの夜の楽しさといえば、
散りばめられた多くのヒントから
推理が実際には少々ハズレていても、
大元さえ間違えていなければ事件は解決へ進む
という見事な難易度調整だ。
タイムチャートで過去と未来を行ったりきたりする捜査は、
結局は導かれているだけでも気分は盛り上がる。
そして犯人の名前は…と入力して正解だとわかると、
ちょっとした名探偵気分を味わえる。
これがかまいたちの夜の楽しさのピークではないか。
番外編のような完結編で、物語の最後の最後の裏切りはほとんどお笑いで、
本編なのにまるでコントのような展開にただただ驚いた。
しかし、その思い切りのよさとぶっ飛んだ展開がゲームらしく、
強引過ぎる辻褄合わせに2のフォローをするための必死さを感じ、
そこまでやられると、まあこれはこれでいいかと楽しめた。
エンディング90個を全て埋めるのは、
○○収集というゲームでよくある面倒くさい要素だったが、
金の栞でのオルゴールの音色を響かせながらの最後の一枚の写真は、
レトロなアドベンチャーゲームでもクリアーしたかのような、
なかなか味のあるもので、こういう結末なら、
最後まで付き合ったことにも悪い気はしなかった。
しかし、純粋にゲームでミステリーを楽しみたいなら一作目で充分。
2と3は一作目に魅了された、かまいたちファンへ向けた
ファンディスクと考えた方が妥当かもしれない。
1と2に比べたらおすすめ度
★★★☆☆
前2作と比べたらシナリオクオリティは格段に落ちているように感じました。終始、恐怖感を煽られることなく2の後日談のような…ギャグゲームのような…
ですが途中まで香山視点で物語を進めたりできるので、香山のあのコテコテのノリが大好きだ!って方はやってみてはいかがでしょうか。今ならかなり安いですしね。
概要
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