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007 ロシアより愛をこめて アルティメット・エディション

テレンス・ヤング
おすすめ度:★★★★★
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大人のスパイ映画
おすすめ度 ★★★★★

 007シリーズの中では、個人的には「ゴールドフィンガー」が一番好きなんですが、この「ロシアより愛をこめて」もなかなかの傑作で、世評では1,2を争う傑作という評価も納得です。
 ジェームズ・ボンドは、それほど小道具や秘密兵器に頼らず自分の肉体で敵と戦います。後半のロバート・ショーとの対決は迫力があります。ただ全体に少しスローテンポなところは気になります。クールでハードでスタイリッシュな大人のスパイ映画という感じですね。主題化は逆に甘い感じで、それが効果的。シリーズ2作目ですが、一本の独立した映画として十分に高く評価できる作品です。



本編は面白い!でも・・・
おすすめ度 ★★★☆☆

ロバート・ショーが冷酷な殺人マシーン役です。セリフが殆ど無い中で存在感タップリ!ある姿は後のクイント船長を彷彿させる。でも日本語版の声が余りにも軽過ぎ(ハッキリ言ってヘタ)イメージと全然違うのが残念。



FROM RUSSIA WITH LOVE
おすすめ度 ★★★★★

007の中で2作目ですが、最高作です。
あの頃のイスタンブールが舞台です。
煙草を咥えて、燐寸を借りれますか?
ええ、、ライターですが、、お互いの暗号です。
マットモンローの主題歌が大好きです。
テレンスヤングは、暗くなるまで待って、レッドサン、バラキ、とドクターノオ、サンダーボール作戦、の監督です。
ボンドガールらしいイタリア人ダニエラビアンキ、アタッシュケースの細工、オリエント急行での格闘、悪役のロバートショウ、ヘリコプターを組み立てライフルで打ち落とし、追っ手のボートを燃料タンクを海に流しやっつけます。ボンドカー以外は総てが揃った作品でした。
冷戦時代のスパイ映画は今と違ってそれなりに良かったですね。
最後は、ロシアのナンバースリーのオバサンをやっつけて、ベニスのゴンドラに揺られて主題歌が流れ、これで最後ではなく次回作ゴールドフインガーで、、とエンドロールが流れます。
本当に良かった。



危機と背中合わせの男 登場!
おすすめ度 ★★★★★

イアン・フレミングの原作を「テレンス・ヤング監督」が映画化。イギリス情報部員の活躍を描く、スパイ・シリーズの第2作目。
イギリス情報部員:ジェームズ・ボンドと国際的秘密結社(:悪の軍団・スペクター)が、ソ連情報部の最新暗号解読機を手に入れようと繰り広げる痛快スパイ・アクション作品。
ジプシー集団での銃撃戦・スペクターから派遣された影の男(:敵情報部員)とのオリエント急行列車内での壮絶な格闘劇・逃走するトラックを空から襲いかかるヘリコプター(:懐かしや、「金魚鉢」型コックピットの「ヒラー・H‐23 レーブン」登場!)の攻撃・快速艇の追跡劇など、これほどたくみに取り入れたアクション・シーンの作品は、他に類がないと言えます。
イギリス情報部員:ジェームズ・ボンド(主演:ショーン・コネリー)の魅力と、余裕の一言のユーモアに男のロマンが・・・・・!



デジタル・リマスタリングのすごさに感動
おすすめ度 ★★★★★

 「男はつらいよ」に続く長寿シリーズの007だが、やはりなんといっても初代、ショーンコネリーの007が渋くていい。アクションシーンも最近のCG処理ではなく、実物大のセットやメカを作って撮影しているのが物語に重厚さを加えている。
 それにしても感動したのは、このアルティメット・エディションのデジタル・リマスタリング処理の見事さだ。45年ほど前の作品であるにもかかわらず、まるで現在撮影したかのような高精細で鮮やかな画面に甦っている。「砂の器」のデジタル・リマスター版がくすんでぼけた画面でがっかりしたので、それほど期待していなかったのだが、かけたコストが違うのか、すごいの一語に尽きる。作品の面白さは今さら説明するまでもないが、この鮮やかさ、40年前に初めて映画館のスクリーンで観た時の興奮が生々しく甦ってきた。とにかく一見の価値ありだ。


概要
イスタンブールのソ連情報部に勤務する女性タチアナから、ボンドに会いたいという手紙が届いた。土産は最新暗号解読器。できすぎた話ではあるが、Mの命令によりボンドはイスタンブールへ向かう…。
シリーズ最高のおもしろさと定評ある第2作。いきなりプロローグでボンドが殺される(!)という意表をつく展開から、オリエント急行車内での密室サスペンス、最後は解放感あふれるボート・チェイスと、「超豪華な危機料理」のオン・パレード。タチアナを演じるのはイタリアの美女ダニエラ・ビアンキ。イスタンブール支局を預かる支局長に名優ペドロ・アルメンダリス、冷酷な殺し屋にロバート・ショウが扮するなど、どこをとっても実におもしろい。これぞスパイ・スリラーの決定版というべき名作である。(アルジオン北村)

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