ここはグリーン・ウッド (第3巻) (白泉社文庫)
けっこう古い漫画ですが、せっかく文庫になったので
集め始めました。
3巻は、なんといっても、忍と光流が初めて出会った頃の
お話が入ってます。忍ファンとしては、最高の一冊です。
スカちゃんと一緒の時には見られない、忍の一面が見られ
ます。光流もいい奴で、更に好きになりました。
本当に青春だなー。
現在青春真っ只中な人にも、おすすめですが、
それを通り越した人でも、心の温まる幸せを感じられる
本になると思います。
ここはグリーン・ウッド (第6巻) (白泉社文庫)
学園祭の季節、蓮川、瞬、忍の女装に注目!
そして影で動く怪しい影とは、学園祭の正否やいかに
そして蓮川に新たな事件兄のホモ疑惑、兄のライバル?登場とすみれの妊娠発覚で蓮川逃走どうなる。
魔法使いの娘ニ非ズ (1) (ウィングス・コミックス)
魔法使いの娘の続編が「娘の非ズ」とは、うまい!座布団一枚!な秀逸なタイトルから始まったこの連載。
掲載誌が月刊から隔月刊になったので、スタートは比較的ゆっくりめ。
まぁ1巻はそんなもんですが、読者はいままでの8巻分の知識があるだけに、かかれていない事実が気になるところ。
結構真面目に修行(?)してるみたいな記述もちらほらあって、積極的に陰陽師の仕事にかかわることをしてこなかった初音ちゃんが、魔法使いの父親と同じ仕事をするにあたって、始めていろいろな事実を知るくだりにちょっとグッときました。
同じ仕事をすればこその、父親の異常さがこれから、初音ちゃんを苦しめるのか、はたまた反面教師になるのかは今のところは半々というところでしょうか。
内容は前の話よりもがっつりホラー色が増しているというか、実際に「目に見えないもの」が「いる」のではなくて、生きていた人の思いや行いが、目の見えないものを引き寄せているのではないのか…というひそかな事実かもしれません。
死んだ人より生きている人間のほうが怖いんだよ、という姿勢はこの作家さんのデビュー時からのスタンスなのかもしれません。
そしてそんな人間の強さ、しぶとさを本当は知っているんだな…と、毎回実感する次第。
それにしても続きが気になるな〜〜!
一巻出るのに一年かかると思うので、根気良く待ち続けたいと思います。
そしてパパはどうなったんだろう…。
魔法使いの娘 (6) (WINGS COMICS)
今回は、この先の展開をにおわせる
意味深なセリフや場面が多いように感じ、どきどきしました。
今後の展開を推理しながら、次の連載を待つという
楽しみができそうです。
・兵吾が、魔物を封じた後、魔物が憑依していたどうぶつに対し、
自分が死にそうな場面があったら今回の恩返しに助けろと独りごとを言う。
・無畏が、兵吾に対し無山には気をつけろと念を押す。
(兵吾にいのちの危険が迫るような展開があるのでしょうか?)
・初音が、専業主婦を選んだ際の自分の行動に疑問を持つ。
(無山?)
・無山が、「自分の娘には”大切な役割”がある」という。
などなど。
魔法使いの娘 (8) (WINGS COMICS)
昔、那州雪絵さんのフラワーデストライヤーとか初期の花ゆめ掲載作品を喜んで読んでいた私としては作風が戻ってきたよと嬉しく思っていました。最終巻で残念と思う反面、決着がついてよかったと思うことしかりです。オカルティックな味付けをしていますが、人の本質を失わない(人としてタフな初音ちゃん)の決断は厳しく正しいと思います。
厳しく真っ当な決断はぬるま湯のような生活を/あるいはパパが望む結末を受け入れませんが、人として歩き出すことが大事であることがよく分かります。
娘は次に何をするか、楽しみでもあります。