君こそすべて~デイヴィッド・フォスター&フレンズ ライヴ
CDが、おまけのように感じます。
それくらい、DVDの内容がすごいです。
私はピーター・セテラが好きなのですが、あの艶やかな声、昔と全然かわりませんね(でも、若干太った?という印象は受けましたが…)。
そして、シャリースが唄うアイ・ハブ・ナッシングは、とてもビックリしました。
Just Me
Brian Mcknightの通算10作目となるアルバム"Just Me"。
CD2枚組みで、ディスク1はオリジナルアルバム、ディスク2は近年のライブ音源を収録した内容となっている。
前作"Evolution of a Man"は、これまでよりも時代を意識した新しい音を積極的に取り入れていったアルバムなのに対し、この"Just Me"はいかにも彼らしい古き良きソウルミュージックの要素を取り入れた作品のように思う。
個人的には前作があまりしっくり来なかったため、再びこういったBrian McKnightの楽曲を聴けて非常に嬉しい。
アルバムの感想としては、まず1曲目の、彼の息子Brian McKnight Jr.をフィーチャーした"Temptations"を聴いてニヤリとしてしまった。
Marvin Gayeの"I Want You"テイストを存分に盛り込んだ、メロウ全開の楽曲で個人的には一番ツボ。
Brian McKnight Jr.の細くて透き通った声もまた心地よいなと思った。
そして、これまた70年代Stevie Wonderを匂わすような"Gimme Yo Love"、"Without You"なんかも好みで、シンセサイザーを使った、軽快で心地よいサウンドが非常に良い。
あとは、"End And Beginning With You"の切ないメロディにも心を打たれた。
曲数も全10曲と割とあっさり聴けてしまうのではあるが、バラエティに富んだ面白い楽曲が多く、充分楽しめる作品だと思う。
ちょっと、"Husband 2.1"だけは少し違和感もあるのだが・・・。
そして、最後にディスク2のライブ版は本当に最高!
話題となっているMichael Jacksonの"Rock With You"やStevie Wonderの"Overjoyed"等のカバー曲も良いのだけれど、やっぱり終盤の"Anytime"、"Back At One"、そして"One Last Cry"の流れには凄く感動した。
Brian McKnightのライブが凄く良い事は知っているけれど、こうして正式な音源としてリリースされるのは、やはりファンとして嬉しい次第である。
1枚で2度楽しめるとても充実したアルバムだと思う。
モータウン~ヒッツヴィルUSA
オリジナルを知らない曲も入っていましたが、流石のコーラスで最後まで一気に聴きました。
モータウンのカバーって事で「自然にノッちゃう曲」満載的なものを勝手に想像してましたが、スローな曲も多く自分にはちょっと中だるみ感も。。。
1枚のアルバムの中で曲ごとに(カバーの仕方で)好き嫌いが分かれました。
汗臭くないコーラスグループは聴いていてすがすがしい気分になれますネ。
デュエット
ケニーG(Kenny Gorelick 1957年6月5日〜)は、アメリカ合州国ワシントン州シアトル生まれのアルトサックス、ソプラノサックス演奏家。ジャンルはジャズだがスムース、フュージョン、ブラコン色が強いといえる。アルバムは2004年の録音で豪華ゲストを向かえ一曲ごとにバラエティーに富んだ演奏は飽きない。何しろこの多彩な共演者を見て聴きたい欲望がかきたてられる。チャカ・カーン、グラディス・ナイト、ダリル・ホール、バーバラ・ストライサンド、バート・バカラックほか。大音量で聴くとコンサートを独り占めした気分になる、それと同時にアメリカ音楽の懐の広さに圧倒される。
(青木高見)
ブライアン・マックナイト: ミュージック・イン・ハイ・プレイス [DVD]
プロデューサー、コンポーザーとしても活躍するブライアンマックナイトのミュージックビデオ。彼の映像は中々お目に掛かれないだけに、非常に貴重な映像である。美しい大自然の映像と相まってブライアンのこれまた美しく情熱的な歌声が響く。CDでお馴染みの曲もアコースティックなアレンジで新鮮である。