TOMITA ON NHK〜冨田勲 NHKテーマ音楽集
冨田氏がNHKの番組のために書いた楽曲を30曲以上収録。古いものでは昭和31年のものから、「きょうの料理」のようにいまだ現役のものまで、バラエティに富んだ構成になっている。
ただ、「きょうの料理」などは既に多くの日本人にとって、番組を即座に想起させるものとして脳内にこびりついているので、人前で堂々と聴くのは少し、いや、かなり恥ずかしいかもしれない。
One Man's Music -作曲家 渡辺岳夫の世界-アニメ 特撮編
渡辺岳夫の音楽を網羅するCDとノンフィクション、計3点が同時発売になりました。関係者の献身的な業績に敬意を表して、全て購入しました。まだ単行本が未着ですが、非常に楽しみです。
アニメ特撮編はまだ入手可能な音源が多いと思いますが、複数の会社にまたがる版権の問題をクリアして結実したCDです。もし、まだ渡辺岳夫のCDを持っていない方がおられたら、第一に購入しても後悔はないと思います。コロンビア、キング・・・東映、日本アニメーション、サンライズの70年代アニメ黄金時代に流された、耳になじみやすく心にしみる渡辺節が堪能できます。
改めて、この人の音楽は優しい。しかもパターン化が見えない(BGMでは流用はよく見られたが)。昭和の隠れた巨人の一人です。
ようやく作曲家に焦点を当ててアニメ音楽を評価する機運が高まってきたことを心から喜びます。
花の慶次―雲のかなたに (第14巻) (Tokuma comics)
一人の女性を想う慶次の姿に、男として惚れ申した。
やはり、漢は一人の女性を想い続けるもの、されど、潔くあるものなのだ!!これまで花の慶次を読んできたけれど、慶次の傾奇っつぷり、男気に惚れなかったことはない。それと同時に自分の小ささを痛感する次第である。男ならば必読されよ!!!
男のかくあるべき姿を描いたものがこの本にある・・・と私は思う。
花の慶次―雲のかなたに (第1巻) (Tokuma comics)
~内容についてはもうコメントの必要が無い少年漫画界の一大傑作です。
文庫も増刷を重ねているでしょうから何もわざわざ買う必要は無いように思われたのですが、やはり大判の本にはそれなりの魅力、迫力が有り買ってしまいました。
とっくの昔に忘れてしまった連載時のカラー復刻も嬉しい企画です。
やはり、慶次が活躍するには文庫本は狭すぎますね(笑)~~。~