Starry☆Sky ~in Winter~ アンソロジー (B's-LOG COMICS)
スタ☆スカ公認アンソロジー第3弾、冬版です。
天羽4編、不知火5編、青空4編です。不知火の内2編に白銀が登場します。
基本カップル成立後のお話です。
どれも大変甘い仕上がりになっています。
霧野氏の「ふいうち KISS ME」の素で強引な不知火に不意打ちの仕返しをする主人公と思いっきり照れる不知火が可愛らしかったです。
青空の腹黒キャラっぷりは素敵ですね。何としてもゲームをクリアしなければ……!
このクソ暑い中では彼等の冬装備が軽装なので見た目にもそう暑苦しくなく良かったと思います。
ゲームを未プレイのままで先にアンソロを読んでレビューを認めている訳ですが、矢張り細かいニュアンスでゲームをしてから読んだ方がより甘いんだろうなと感じます。
冬を思い出して涼しさを感じてみるのも良いかも知れません。
この表紙イラストを担当されてる皆川氏の手によりコミカライズも決定したようです。スタ☆スカワールドにまだまだ浸れと言う事ですね。
詩学 (岩波文庫)
哲学書は哲学を専攻する者が訳すのが一般的である。しかし哲学の専攻者には語学に疎く、まともに訳せもしないのに、
やたらと難しい用語を連発したり、原語から訳すのが当たり前なのに、数多くの外国語訳を参照したと自慢げに書いている者が多い。
そのような中、本書は文学を専攻する者による訳註であり、読みやすさの点では、同書の翻訳の中でも一番と言えるだろう。
ただ、「さきに」「わたしたちは」「じじつ」「・・・にかんしては」などなど、不必要なひらがな表記が多く、これは読みにくい。
註釈はかなり詳しい。しかし引証箇所を伝統に従ってベッカー版のページと行数で表しているが、ギリシア語がローマ字転写されているのは読みにくいし、
翻訳ではギリシア語の長短母音を区別して訳してあるのに、ローマ字転写では長母音記号を付していない長母音もあって、これも読みにくい。
更に、カタルシスの様々な解釈については「アリストテレス全集」所収の今道訳を参照するように註釈をつけている一方で、
喜劇の起源であるパリカや第18章での悲劇の4つの構成要素については、何故か今道による同箇所への解釈を黙殺している。
また、第17章で普遍的筋書という意味不明の言葉で説明をしようとしたために、歴史と詩との差異を述べて、
詩は普遍的に語るという第9章の普遍とが違うと間違って解釈してしまっている。両者は同じものである。
一般向けには、文庫版で読みやすく、しかも註釈も解説も充実しているという点では優れたものであると評価はできる。
しかしより進んでアリストテレースを勉強しようとするなら、他の翻訳を参照しなければ片手落ちになってしまう。
ましろ色シンフォニー Vol.1 [Blu-ray]
主人公とヒロイン達の心の交流を丁寧に描いた作品です。主人公、ヒロイン達の人物描写も丁寧に描かれているので、かなり見やすいアニメになっています。ただ、主人公が聖人君子過ぎることと、主人公の妹が突飛な行動をするのが少し気になりました。全体的に柔らかい作風なのも好感が持てます。
学童ジャンプ傘 青空 55cm
小学4年生の娘に買いました。赤や黄色の定番ですと間違えたり、なくしたり・・・しますが、これなら畳んでいても、さしていても目立ちます。長さもぴったりで、これならランドセルの背中もぬれません。リアルな青空が素敵で娘も大喜びですが、親としては一部が透明になっていればより安心かなーと思いました。
Melancholy Baby (Sunny Randall)
私立探偵サニー・ランドル・シリーズ第4弾。女子大生・サラから実の親探しを依頼されたサニー。サラとの絆を深めながら真実をひた隠しにする関係者に果敢に立ち向かう。
サニーの元夫のリッチーが再婚。ストーリーと並行し、サニーの心の葛藤がもうひとつのストーリーとなっている。カウンセリングを受けるサニーだが、その精神科医がスーザン・シルヴァマン。フランク・ベルソン刑事なども脇役で登場し、パーカー・ファンならおもわずニャッとする1冊。