チャレンジ小学漢字辞典 第五版
書店で見比べて、このシリーズの国語辞典を先に購入しました。
漢字辞典もとても見やすく、所々にある挿絵やコメントも
子供心をくすぐるようで、漢字辞典もすでに付箋だらけの状態です。
気が散るキャラクターの絵などの無駄がなく、必要なものが網羅されている感じです。
外装の色もきれいで満足しています。
妖狐×僕SS 1【完全生産限定版】 [Blu-ray]
原作ファンでアニメ化が決まった時原作に忠実に綺麗に表現されるのか心配でしたが、これはアニメ化成功だと思います!!
原作からだと正直アニメ化は‥と思う方も沢山いると思いますがこれはオススメ出来ます☆
ただ‥そ-たんの声は私は違うと思います(笑)
見れない地域の方は一度声を確認してからのがいいかもしれないです、
しかしキャストも豪華ですし他のキャラは割りと合ってると思います^^
エンデュアランス号漂流記 (中公文庫BIBLIO)
1914年12月、イギリスの極地探検家アーネスト・シャクルトンは南極大陸横断をめざし、エンデュアランス号で出発するが、ウェッデル海の流氷群に完全に閉じ込められて脱出もままならない状態に。母船は沈没、ボートで脱出し無人島にたどり着く。彼は数人の仲間とともに小型ボートで荒れ狂う南大西洋の海を捕鯨基地のある島を目指し、出港する。救援船を従え、必ず救助に来ると言い残し…。
有名なサバイバル記だが、さすがに読み応え十分。読んでつくづく「よくもまぁ、助かったな」の一言。
深刻な食料不足にソリを引くイヌまで殺して食べてしまう。
そして曰く「人間という動物の味覚はなんでもおいしくたべられるようになっている」と。
統率のとれた彼のリーダーシップぶりが生還の大きなカギだろう。
不朽の名作といいたい。
サムライと愚か者 暗闘オリンパス事件
オリンパスの損失隠蔽発覚のきっかけとなったスクープ記者の手記です。
私もFACTAに掲載されたその記事を読んで、「オリンパスの経営陣はとんでもない愚か者の集団か、さもなくば何かを隠している。どちらにせよ取締役の注意義務違反が問題になる。」と感じたものです。
その記事を書くまでの経緯、記事を掲載するメディア探し、FACTAに掲載された記事の英訳をウッドワード氏が目にする経緯など今まで詳細が知られていなかったことが下手な小説より面白く、一気に読み切ってしまいました。
最後のオリンパスは
1.上場廃止が妥当
2.膿を出し切っておらず、実質債務超過
は私も同感です。
私も仕事で財務分析を20年以上もおこなっていますが、著者も財務分析に通じており、するどい指摘に納得でしたので星5個としたいのですが、財務分析に馴染みの無い方には難解な箇所がいくつかあると思います。そこで若干の減点で星4個とさせて貰います。
あなたも株のプロになれる―成功した男の驚くべき売買記録
まだバブルが起こる前から「パイオニア」1本の売買だけで生活している投資家がいることを何かで読んで、その後その方が本を出版されていることも知ったのだが、何しろ名前も本の題名もわからなかったのでそのままにしていて今回初めて読んだ。著者は明治42年(1909年)生まれで、この本の第1刷発行が1987年だから著者が78歳のときにこの本は出版された。しかしあとがきにも書いてあるが、実際には昭和49年から丸5年にわたって会報に連載されたものをまとめたものなので、著者が65〜70歳のときに書いたものである。
著者は敗戦の翌年ビルマから復員(37歳)して、その後出征のときまで勤務していた三菱系の造船会社に就職する。昭和27年(44歳)のとき、証券会社のセールスマンと相談しながら株式売買を開始、売買は100株単位ながら信用取引からやる。株の売買は順調で約1年で当時のお金で200万円もの莫大な利益を得る。ところが翌28年3月5日スターリン暴落が起こり、妻の実家の全遺産と結婚してから営々として貯めてきた財産全てを失って無一文となる。
その後5年間はケイ線の先生に弟子入りしたりして猛勉強するが、注ぎ込んでは負け続ける。著者は少ない資金を大きくしようと小豆の商品取引をしようとするが、仲買店のおじいさんから諭され開眼する。50万円が4ヶ月で4倍にもなり、気が大きくなって退職金の前借までして株にのめりこむ。ところが株も小豆も下げ続け、食事も睡眠もろくにとれない日々が続く。そして立ち入り禁止の区域をフラフラ歩いていて大けがをし、片足を膝から上で切断する。著者はその後会社を退社し、労災で得た300万円と2年分の給料を元手に株で生計を立てようと決心する。
その著者が著した本がこの本なのである。本の題名は「あなたもプロになれる」だが、著者は「実際に売買して自分の力で売買の技法を習得しなさい」と突き放している。水泳やピアノの技術と同じことだと。著者の売買記録も載せているが、著者自身「不細工な売買が続いていたのでは、ここに載せるのもいやになる」というように、決して取ってばかりいるんじゃなくて、失策が続くのも相場の現実と正直に告白している。頭をクールにさせてくれ、どの投資家にも有益な本だと思う。