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かの有名な カリメロ がボーナスで入ってるので、日本盤をお勧めします。ただ、田中宗一郎のレビューなので好き好きですが。ゲリラとリングス~の間にあるべくしてあるような作品。多分こういう作品を再びつくることは無いのかも。リズムが、グルーブが、肉感的に美しい。ポップさと同居する、ねじれたというか、変な雰囲気は(相変わらず)あるけど、なんだかこの作品には、特に(個人的には唯一)屈託のなさを感じてしまうのは気のせいでしょうか。
美少女戦士セーラームーンR [DVD]
無印のアニメ「美少女戦士セーラームーン」のクライマックスで月野うさぎ役の声優さん(三石琴乃さん)が盲腸で緊急入院し、
後にちびうさの声を担当することになる声優さん(荒木香恵さん)が代理をつとめました。
ラスト2話で荒木さんは頑張っているのは伝わりましたが、いちファンとしては消化不良感が残りました。
無印セーラームーンが人気が高かったので放送は継続され、「美少女戦士セーラームーンR」がはじまりました。
原作に追い付かないよう最初の13話はアニメオリジナルの「魔界樹」編が放映されましたが、正直、出来は微妙でした。
敵役のエイル(CV:緑川光さん)とアン(CV:冬馬由美さん)の魅力を十分に引き出せなかった消化不良感が残りました。
以上のような前提を踏まえて本作「劇場版美少女戦士セーラームーンR」は製作されました。クリアすべきハードルは3つ。
ひとつ。三石さんのセーラームーンでTV無印版のラストを超える見せ場を作る。
ふたつ。敵役フィオレ(CV:緑川光さん)&キセニアン(CV:冬馬由美さん)の魅力を十分に引き出す。
みっつ。アニメ版「セーラームーン」の隠れた主題「なぜセーラームーンが、月野うさぎが主人公なのか」の問いに1つの回答を示すこと。
この映画は3つのハードルをクリアし、幻の銀水晶のごとく美しい結晶のような作品となりました。
映画の主題歌が「Moon Revenge」というタイトルなのは決して偶然では有りません。
この映画は見事リベンジを果たした…そう思います。
Road to Rouen
今回の「Road to Rouen」でベストを除けば5枚目のアルバム。1stの「I Should Coco」は衝撃的な感じで凄い好きなアルバムだが2nd, 3rdとススムにつれ自分の好みから徐々に離れていき、3rdアルバムはシングル1枚のみでアルバムは買わなかった。その後ベスト盤は一応買ったがやっぱりブリットポップ全盛の1stの若さ溢れる感じが1番好きかなと思う。そして今回、曲自体のメロディー等センスが生かされとても良いと思うのだがベスト盤を境にガラリと変化してしまった。アルバムは9曲入りで約35分と短い内容だがこれが実験的な物なのか、この路線で行くのか、更なる変化を遂げるのかとても興味がある。でも10年でここまで成長し、変化してしまうバンドも少ない気がする。アルバムを出すごとに今までのファンに見切りを付けて、新たなファン獲得を狙ったかのような音の変化。アルバムを出すごとに大きく成長しているし、そうはならないと思うが次のアルバムで完全に自分の守備範囲から消えてそうな気もしてくる。