太閤記 [DVD]
この作品は、かって作られていたTBS新春時代劇の中でも図抜けて面白い作品です。
放映当時、そのプロローグとエピローグのまとまりには思わず感心したものです。
時代考証よりも、「太閤記」という元々、庶民が作り上げていった”ものがたり”の面白さから作り上げられている一方、
「夢」というキーワードを使った構成の一筋縄ではいかないところが岡本喜八らしさに溢れています。佐藤勝の音楽も
、役者たちの芝居も軽快で、柴田恭兵演じる藤吉郎や、彼の配下の兵たちは、いつも走っています。それが、作品に良い
リズムを与えているような気がします。脇の芝居にも、きちんと目配りがされています。そのあたりは、やっぱりテレビ
の演出家とは違いますね。
この手のものは、ただダラダラと長いだけの作品が多いですが、この作品は、さすがは映画監督岡本喜八が作ったといえる
痛快時代劇です。
戦国BASARA2 カプコレ
周りから「BASARA」を勧められ、それでも一歩を踏み出せないでいたのですが(キャラがあまり好みじゃなかったので)、遂に買ってみました。
初めてやってみて「え!?簡単過ぎじゃない!?」と驚きました。爽快感があるって聞いていたのに、そんなに爽快感は無い気がします。あっという間にステージクリアで、簡単過ぎて暫くやりませんでした。が、折角買ったのだから、と再び初めてみたところ、まあまあ面白いところは出てきました。無双とかなりシステムが似ているのですが、無双にはない馬鹿さ加減が、面白いと思います。常識を覆す戦国ゲームです。いつしか「ありえないぃ」と口にしながらゲームをする自分がいました(笑)。ゲーム初心者や、難しいゲームが苦手な方にはお勧めです。安いので、買ってもそんなに損は無いのではないでしょうか?
明智光秀~神に愛されなかった男~ [DVD]
明智光秀といえば突然主君信長を討った野心家だと記憶していました。今まであまり描かれていない人物なのではないでしょうか。
大好きな西谷弘氏の演出だけあってテンポもよく、特に柳葉敏郎演じる猿(木下藤吉郎)の、敵とも見方とも解らない破天荒な行動は目を離せませんでした。
唐沢寿明の好演で光秀の苦悩がじわじわと伝わってきます。
光秀をとりまく人々、妻ひろこや秀満の存在も見逃せません。
その時代に生きた人たちの悲哀が伝わります。
明智光秀と言う人物は私の中で180度印象を変えました。
アニメ 戦国乙女~桃色パラドックス~キャラクターアルバム
キャラソンCDとしていい出来だと思います。
ソロ歌がそれぞれのキャラの個性を光らせていてよかった。
10. 戦国呼称唄 ~陽炎リミックス~ もキャラのかけあいが面白い。
戦国乙女のアニメが好きな人は聴く価値アリだと思います。