しおんの王(6) (アフタヌーンKC)
将棋の細かい戦法は余り良く判りませんが、これを読むと途端に将棋をやりたくなりました。ってか、将棋出来なくても、本作の迫力や面白さが減る事はありません。でも、出来たら更に面白いんだろうなぁ〜と。合間合間の棋士さんの達観した解説が面白いです。
しおんの王(4) (アフタヌーンKC)
本格将棋物でありながらミステリーの要素、萌えキャラの要素を詰め込んだ人気作の最新刊。
第4巻に登場する本間素生(すお)はまだ11歳、ネットで将棋を指すうち強くなりついにプロの九段を負かすまでになった天才少年。将棋の世界では大人の強豪を負かす子供は決して珍しくない。加藤一二三九段(将棋協会のヒゲの理事?のモデル?)、今期名人挑戦者の谷川九段は14歳で四段に昇進した。本間君はゲームとして将棋を覚えたせいか、道場や教室で指した経験がない。当然対人将棋のマナーはほとんど知らない。安岡紫音はそうした本間少年をやさしく手ほどきし、対局開始までにはマナーを身につけさせている。やさしいお姉さんとして。本間少年のような少年は今は結構多いかも。レギュラー入り濃厚である。
これからの展開は目が話せない。
王狩(1) (イブニングKC)
女性初の奨励会突破プロ棋士(not女流棋士)を目指す主人公と、
その周りのライバル達の物語です。将棋漫画ですが、ストーリー漫画の
色合いが強く、将棋好きでなくても読めると思います。
主人公には、一度見たものをすべて覚えている、という特殊能力が
あります。ですが、その能力で次々と強敵を撃破、といかないのが
この漫画の面白さです。
1巻では「いい棋譜なら覚えて研究し尽くして当たり前」という周囲の
レベルの高さに圧倒されることの多い主人公が、どう力を使うか、
ということに悩む姿が描かれます。
主人公の過去はさわりだけ出てきて、まだ先がありそう。
周りを取り巻く同年代の奨励会員たちにも色々過去があることが
示唆されていて、これから深みが出て面白くなってきそうな漫画です。