生協の白石さん
物語でもなくエッセイでもなく、詩集や学問書でもなく。
東京農工大学生協職員・白石正則氏と東京農工大学学生の、「ひとことメッセージ」による交流が収録された本です。
出版当初は随分と騒がれましたが、今はもう大きめの本屋店頭にあるかないか。
しかし中身の面白さは、もちろん変わりません!
「生協の白石さん」、中身は大学生協利用者による「ひとことメッセージ」に職員である白石氏が返答を書く。その返答を「ひとことメッセージ」と一緒に載せて本にした。それだけのものです。
しかし、普通であれば「馬鹿馬鹿しい」と一蹴して終わるようなメッセージにもユーモア溢れる回答がなされていて、それがとても面白い。
そのひねりの入った変化球のような回答は、何度読んでも小さな笑いを提供してくれます。相当のセンスがないとこのような楽しいメッセージは作れません。
個人的なお勧めは「愛は売っていないのですか…?」への返答です。
Google API Expertが解説するHTML5ガイドブック
HTML5のアウトラインを理解するために、とても良い教科書となる文献だと感じました。
HTML5は非常に多くの機能を持った定義であるため、HTML4までの違いやHTML5の特徴を捉えるだけでも非常に多くの知識を持つ必要があり、
難解さに繋がっている様に感じていますが、この文献では適度に技術を絞り込む事でHTML5のアウトラインを旨く伝えてくれています。
今まで良く分からなかった部分も、この文献のお陰で霧が晴れていく思いを持つ事ができました。
HTML5ではAPIがとても大切な要素になります。今まで、APIでできる事. どんなコードを書けば良いのかなどを
大きく捉えて解説した文献は出版されていました。概念を理解する上ではそれでも十分なのでしょうが、
なんか今ひとつ良く分からないな…と言うモヤモヤが残ってしまう物も多く、決してお薦めできる文献とは感じられませんでした。
この文献を読む前に、そう言った文献に目を通していたためなのかも知れませんが、
この文献はあと一歩踏み込みたいと思えるところを踏み込んでくれていて、非常に理解が進みました。
僕と同様なモヤモヤを感じている方には本当にお薦めできる文献です。
初めにも書いた通り、HTML5のアウトラインを理解するための情報も書かれているため、
この文献1冊でHTML5の入り口に立つ事ができると思います。さらに深い知識が欲しい時には、
その技術に特化した文献なり情報なりを調べれば良いでしょう。
この文献が理解できる様になると、自分なりに次の一歩を歩み出せる様な知識が身に付くな。と言うのが僕の印象でした。
そう言う意味でも、HTML5のアウトラインを理解するための良い教科書となる文献だと感じています。
裸執事 アンソロジー (B‘s-LOVEY COMICS)
本編クリア後、燃え滾った勢いで購入しました。
14人の作家さんが描かれていて、キャラの内訳は
一ノ瀬、小峰、アキちゃん、有里→各二話
佐久間→三話
オールキャラ→三話
でバランス良かったです。
どのキャラに入れこんでいるかで満足度は変わる気がしますが
佐久間ひいきの自分はとても楽しかったです。
「昭和新婚さんごっこ」にはかなり腹筋よじれました。
表紙描いてる倒神さんが本編でまんが描いてたら文句なし☆5だったと思います。