高野山の精進料理―一二〇〇年の歴史が紡ぎ出す滋味を家庭で味わう
お大師さんファンなので買いました。なのでお大師様のごはんについてとその出し方を知ることができ興奮しました。作りも写真もきれいなのも気に入っています。
中身はお大師様のごはんについて、真言宗について、寺宝について、そして精進料理について、といった感じで、精進料理については半分くらいしか触れていません。残り3つについても関心のある方が買われた方がいいと思います。
巡る楽園 四国八十八ヶ所から高野山へ―三好和義写真集
三好先生の写真というと、南国の島々を写した「楽園」が多いイメージがあったが、この写真集もすばらしい。351ページのボリューム通り、たくさんの写真が詰まっている。色遣いは三好先生だから出せる色。そして、霊場に対する畏敬の念も感じられる。「巡る楽園」というよりも、「巡る極楽」と言いたい。お勧めです。
高野山金剛流西国三十三所御詠歌
高野山金剛峰寺金剛流の人々が西国三十三所御詠歌を詠まれ、語りもすごく丁寧で、何回も聴くたびに心が洗われるようで、気持ちが清らかになったような気がしてとても良かったです。ご詠歌の伝統と重みを感じることが出来るCDです。立派な経本が付いているのが何よりも嬉しいです。
神と仏の道を歩く―神仏霊場巡拝の道公式ガイドブック (集英社新書 ビジュアル版 10V)
関西地方の神仏霊場150社寺を1つ2ページ構成で紹介してある本です。
新書サイズなのですが、150社寺もあるせいか、ものすごくボリュームたっぷりな本です。
社寺1つに付き1つの写真が掲載されていると思っていたんですが、よーーーく見たら鉛筆画なんですね。最初は本当に白黒写真だと思いました。
これは本当にお見事としか言いようが無いです。
ちょっと気になったのが、アクセスガイドなどの情報。
交通アクセスはいいとしても、拝観料とかそういうデータが書かれていないので、こういうことは書いといてほしかったです。