竹宮恵子BOX [DVD]
ということですが、このBOX内にどれだけ書下ろしがあるでしょうか。
現在放送中のアニメ版もDVD化されるわけですが・・・
竹宮恵子先生独特の世界観は、現在放送時のものより当時の方が上です。
また、現在放送中のものは全巻揃えるのに相当額を要しそうです・・・
継続してDVDをコンプリートできない場合や、
原作に近いものを求めるなら、こちらの購入がお奨めかと思います。
地球へ… 2 (Gファンタジーコミックススーパー)
読んでいて思ったのだが、地下の宇宙船、管理された社会、水槽の中の子供など、イメージが「マトリックス」と重なる気がしてならない。監督のウォシャウスキーはかなり日本のマンガやアニメに詳しいと聞いている。インスパイアされたかどうか聞いてみたいものだ。
吾妻鏡(上)―マンガ日本の古典〈14〉 (中公文庫)
鎌倉時代の創世記を紐解く基本資料。
今まで手を出さなかったのは、原文を読みこなす自信
がなかったからである。今、こういう時代で、児童向
けとはいえ、こういう書籍があるのは非常に助かります。
地球へ… 1 (Gファンタジーコミックススーパー)
30代の私がこの作品に出会ったのは、まだ12歳の時でした。
選ばれし者が司る「地球」と社会の構成員として不適格者となった「ミュータント(超能力者)」達の存在意義を追及する闘いの果てにミュータントの長となった主人公ジョミーの選んだ道は?
この話に非常に感動したのを覚えています。一部の社会適合者と言われた者たちの社会統制された生活と彼らの根底を揺るがすようなミュータント(超能力者)達の虐げられた生活と双方の存在意義を追及する様は、今の社会に投影して読み解くことができるいい作品だと思います。何度読んでも色あせない作品は、いい作品だと思います。一家に一冊揃えて、次世代に伝えたい作品です。
エルメスの道 (中公文庫―コミック版)
竹宮恵子はエルメス社から逆指名でこの本を執筆したという。日本戦略の一つとして、漫画での社史の出版を考えた同社は、『乗馬のできる漫画家』を絶対条件に漫画家を探し、竹宮を選んだ。なるほど、池田理代子ほどフランスのイメージはないが、竹宮にもヨーロッパを舞台にした漫画は沢山ある。納得のできばえである。
そのこだわりの通り、エルメスは馬具のメーカーとしてスタートした。お馴染みのマークも馬車である。よって、この本のクライマックスは、「馬車の時代」から「自動車の時代」に移行するときに、同社が生き残りをかけるところである。そこがなかなか良く描けていると思う。
社史だからしょうがないが、失敗した商品などのエピソードもあると一層リアリティが出たと思う。