欲望という名の電車 オリジナル・ディレクターズカット スペシャル・エディション [DVD]
ジェームス・ディーン。彼の魅力は、甘いマスクと少年の輝きを持ったオーラにある。そのディーンが憧れた男、マーロン・ブロンド。彼の魅力の中に、少年の輝きは見られない。あるのは、たくましさや野性的な咆哮。見通しを持たずに走り出せる強み、そして、男として見せるもろさにある。打算やしがらみに縛られた男達に、なにかを語りかける映画である。
欲望という名の電車 [DVD]
有名なテネシー・ウィリアムズの戯曲の映画化。
ヴィヴィアン・リーの神経症的な演技もいいし、マーロン・ブランドの狂い方もいい。
マーロン・ブランドは「ゴッドファーザー」のイメージが強かったのだが、あの声としゃべり方は若い頃からのものなんだなあ。よく、ロビン・ウィリアムスとかにモノマネされてるように特徴的である。
よく考えてみたら、この映画の監督は、エリア・カザンなんだなあ・・・。
女は何を欲望するか? (角川oneテーマ21)
『女は何を欲望するか?』という、フェミニストがみたら怒りそうなタイトルだけど、決して嫌味な本ではない。田嶋陽子のように世の中が悪いのはなんでもかんでも「男社会」のせいにするのは極端だけど、でも「男と女」の問題は、女が権力を奪取するだけじゃもちろん解決しない。この本はそういうことを丁寧かつ柔軟に語っていて、とてもおもしろかった。男であることが罪悪のような社会はおかしい。女がデタラメに既存の社会に異議申し立てをするのもおかしい。性差をなくそうとするフェミニストが、逆にそれを「こだわり」として差別を助長してる可能性すらあることが分かってしまった。「生き方を自分で決定する」というのはカッコはいいけど、でもやっぱり疲れるなぁという人、必読!
愛と欲望は学園で(12) (ドラコミックス)
学園は卒業式で物語は終わってしまいましたが、
また単発でいいので卒業後のハル達の話が読みたいです。
それに、なじみの生徒が卒要しても、新入生で学園の話は読みたかったなあ。
むちゃくちゃな設定で最初はびっくりしましたが、
内容は純愛でロマンチックで、ちょっとエッチな乙女向きだと思います。