813 (新潮文庫―ルパン傑作集)
ルパンものというと「奇岩城」がいの一番にあげられますが、私は本書もしくは「水晶の栓」「虎の牙」「金三角」から読むことをお勧めします。
頭脳明晰かつ行動力に富むルパンが怪盗という立場ながら悪と立ち向かう点がシリーズの魅力だと思っています。
その魅力が全篇渡り展開するのが本書であり、窮地に陥っても不屈の精神で困難を打開し真相に辿り着く様は痛快であります。
また、ミステリー作品としても一級品で推理小説と違いテンポも非常に良い。勿論、アイディアも優れています。
ポプラ社のジュブナイル訳に親しまれた方も多いと思いますがあらためて原作を読むと更にクオリティーの高さを再認識させられると思います。
文字を若干大きくし読み易くなった本書ではありますが、如何せん翻訳が古いので海外古典作に慣れ親しんでいないと戸惑う事もあるでしょうが是非「続」と共に通読して頂きたい作品です。
恥ずかしながら、中学生まで「ハチ、イチ、サン」と読んでいましたが、「八百十三」と読むのが正しい。
イチバンボシ (DVD付)
すごくいいミニアルバムだと思います♪兵衛さんの歌声 本当に心に響きます。
TRIPLANEはもう一度地元 北海道からスタートしていて このアルバムは北海道の思いが詰まってます?
知らない人は是非聴いてみてください。
絶対 後悔しませんよ♪
いちばん小さな海
レコ初ライブの”予習”のために、高知のshopから早々に郵送してもらったのだが、最初の印象は正直、録音が粗野(=マイルドでなく)旋律にほとんど必然性を感じない類の”音”であった。 嗚呼とうとう彼女も向こう岸に行ってしまったのかな、才能の枯渇かな、と落胆してしまったのだが、
まったくの早計であった。繰り返し聴くにつれ、だんだん自分のものになってきて、これは今までの延長線上に昇華したものであることが理解できた。ライブに臨むにあたり”予習”した甲斐はあった。彼女のライブは後半に行くにつれ、声に魅力が増える。アンコールのお決まりの”ソリダスター”と”てろてろ”を朗々と歌う彼女の訴求力は確実に成長している。
813 (続) (新潮文庫―ルパン傑作集)
LMの知略によって捕らえられたルパンはどう巻き返すのか?
813とはどんな意味なのか?
813ではその謎の部分は残されたままだった。
物語は二転三転する。
どうやってルパンは脱獄するのか?
アッとおどろく奇想天外な方法ではなくて、論理的に考えた至極もっともな方法だ。
エピローグに入ったかと気を抜いていたら、意外な真実が明らかになる。
わくわくどきどきさせられる冒険小説だ。