リョウ 7 (集英社文庫(コミック版))
死んだと思っていた弁慶と再会したリョウ、でも弁慶は記憶喪失で…
必死に昔のことを思い出させようとするリョウと、リョウを見守る頼朝。そのほか頼朝がリョウのことを大事にしているのがわかった。
リョウ 2 (集英社文庫―コミック版)
りょうが弁慶たちと現代から平安時代へ戻ったはいいものの、平維盛と政略結婚させられそうになったため藤原家に一時身を隠すが、何故かそこに維盛が・・・。
愛する”うた”を平氏に殺された弁慶の怒り、愛しい”りょう”が維盛を助け出したことへの弁慶の憤り・・・そんな中、りょうの中で義経の人格が取って代わろうとします。
「りょうが好きだ」とはっきり言う維盛に対し、りょうを抱きしめることも躊躇する弁慶の心の中には、まだ死んだうたの存在があるのでしょう。なのに結構ヤキモチで不機嫌になったりしちゃうあたりがまたいいですね!
逃亡者おりん DVD-BOX 下巻
かつては『旅がらすくれないお仙』『浮世絵女ねずみ小僧』など幾つか制作されてはいたものの、ここ二十年は『付き馬屋おえん事件帳』『女無宿人半身のお紺』『水戸黄門外伝かげろう忍法帳』くらいしかなかった女性アクション時代劇が二十一世記に蘇りました。おりん役の青山さんが時代劇ビギナーながら体当たりで熱演していますし、あおい輝彦さん(三代目助さん)田中健さん(『江戸中町奉行所』木暮楽太郎)左とん平さん(『大岡越前』丁の目の半次)梶芽衣子さん(『鬼平犯科帳』おまさ)と時代劇でおなじみの俳優さんが脇を固め、青山さんを支えており、榎木孝明さんも悪役を大熱演しておられます。二十一世記の時代劇を語る際に外せない作品になるかもしれない『逃亡者おりん』どうぞご覧あれ!。
リョウ 1 (集英社文庫―コミック版)
源義経は実は女だった!・・・という意外な設定から始まる。単なる歴史物でも、単なる少女漫画でもない。登場人物一人一人に魅力があり、この作品に対する作者の愛が感じられる。なにより主人公の純粋でまっすぐな生き方、愛情の強さに惹き付けられる。数えきれないほど読んで、何度もこの作品に励まされた。最近の少女漫画にはあまり興味がなかったけれど、この作品は素晴らしい。
リョウ 4 (集英社文庫)
維盛との一騎打ちで弁慶が死んでしまった!
・・・哀しみにくれながらも りょうは
湛増たちに迷惑のかけぬようにと自ら維盛の元へ。
平氏に殺された海尊の母・・・この恨みから
平氏に見切りをつけた海尊は、りょうを助け出し、
りょうの兄、頼朝のいる伊豆へ向かう。
そして・・・ヒーローは死なず! 弁慶が生きていました!
しかし記憶をなくし、漁師として妻子のいる身に・・・。
愛され方がわからない維盛と、
弁慶への深い愛から平氏との戦に挑むりょうの、
二つの想いの行方に注目です。