谷川俊太郎詩集 (ハルキ文庫)
僕が本書を購入したのは 本書に戯曲「部屋」が入っているからである。
当たり前のことながら 谷川俊太郎は詩人であるわけだが 彼の書いた「部屋」という戯曲は非常に好きだ。実際に上演されているのを見る機会も一度だけあった。それは 高校時代の演劇コンクールに於いてであり 学生が演じた素人芝居であったにも関わらず 戯曲の力で 非常に印象的な作品であったことを今なお 覚えている。
南極犬物語 (ハンカチぶんこシリーズ)
ドラマを見て感動し、この本を購入しました。
皆さんのレビューを読んで、高評価だったので数あるタロジロ本の
中から本書を選びました。
皆さんの言うとおり、まず表紙がきれいで挿絵も可愛いし、ところどころ
ある「まめ知識」も面白い。
私個人としては、猫も好きなので犬の他に猫の「たけし」が
一緒に南極へ行っていた事も書いてあった事が嬉しかったです。
タロジロや、他の犬たちの写真も載っていて、愛しさも倍増。
とにかく子どもから大人まで読みやすい本だと思います。
愛が好きです〈2〉 (新潮文庫)
彼女の詞にも、変化が見られたのがよくわかる。
歌詞に英語を用いている。
フォーク色からまた少し違った色を見せ始めている。
そして、合間合間に掲載されているものも非常に興味深い。
この頃は、もうメディアにあまり露出しない時期でもあり、そして大御所の域になっていた。
ドラマ出演の裏話や、デビュー時の裏話。(その時代のフォークは、自分の体験とかが基本であり逸脱されているものは時に嘘と言われてしまう時代だったこととか)など、興味深いものも満載。時代背景は今とはあまり変らないかな?とは想うけれど、やっぱり今の音楽時代とは多少違うのかもしれない。そんな部分を垣間見る事ができる1冊
2/2(にぶんのに)
彼女は何故、旅立つのか。何故、愛する人と別れ、すべてを断ち切るように引越してゆかねばならないのか。この小説は、このように、ゆっくりとすべりだし、東南アジアの情景を身近に感じさせながらたゆたうように進み、はらりはらりと謎が解かれながら、ある時点から収束点に向かって一気に駆け上ります。それはもう、見事なストーリー・テリングであると言わざるを得ません。
愛する人を自分の「無意識のうちに何かをしでかす不気味な病」から守るためには、あなたならどうしますか。愛する人が訳の判らぬまま自分の前から姿を消してしまったら、あなたならどうしますか。そして、愛する人の苦しみのために、あなたには何ができますか。……どんな言葉も、作品の前には陳腐な気がします。まずはこの作品に触れてもらえれば、こんなつたない言葉は要らないのに。そう思います。
夜会 VOL.7 2/2 [DVD]
二年後、再演しただけあって内容はかなり難しい部分がある。
一度観ただけでは把握できない部分がある。
でも!そこはみゆきさんの魅力のひとつ。
何度も観て内容の奥の深さを味わって欲しい(表現の深さともいえる)
どの作品もそうだがこの人の想像力・表現力のすごさには
感心してしまう。
アンコールの「紅い河」はなんとも清楚でしなやか。美しい!