ダイナマイト関西2010 second [DVD]
率直に言いますと、名勝負はfirstの方が多かったかもしれません。
なぜなら、優勝者が他の出場者をなぎ倒していくさまが余りにも圧倒的だったからです。
ただ感動はこちらの方があります。
優勝が決定した後のインタビューは特にグッときます。
優勝者のこんな姿は他ではあまり見れないと思います。
一緒に喜ぶケンコバの優しさも、副音声で聞くゴエの熱さも素晴らしいです。
最初に「名勝負はfirstの方が多かったかも」などと書きましたが、見どころはあります。
特につんく♂は「ちゃんと大喜利できるのかな?」と危惧していたのですが、
ある一つの解答が会場をどよめかしていて予想外でした。
しずる池田の無邪気な狂気も面白いです。
今回の五つ星はちょっと甘かったかもしれませんが、
感動したというのと、個人的に優勝者の最後の解答が凄く好きなので多少おまけしました(尋常じゃないくらいカッコいいと思います)。
大喜利好きなら楽しめると思いますよ。
HOME TOWN
以前、福岡に住んでいたため「福岡編」を選びました。毎日聞いて元気を貰ってます。芸人さん達の歌というよりカラオケでみんなで歌いたくなる感じの曲調で歌詞も楽しくたくさんの人に聞いてもらいたいです。
Otome continue Vol.4
この雑誌のコアなファンには申し訳ありませんが、木皿泉さんの対談を読むためだけに購入しました。
対談相手の羽海野チカさんについては名前を存じ上げているだけです(これからしばらくして、『ハチミツとクローバー』を読みました)。
話の中心は、木皿さんがこれまでに書いてきたドラマです。近作の『Q10』に関する話が多いですが、『すいか』などほかのドラマのことにも触れられています。ドラマのプロデューサーとのやり取りなどについても書かれており、ドラマの脚本がどのように作られていくかが分かります。『すいか』と以降の作品にある微妙な「差」を理解するのにも役立ちます。
なお、ご存知の方もおられるでしょうが、木皿さんは夫婦二人のペンネームです。この対談では、それぞれ仲間内で呼ばれるニックネームでお話しをされていますので、実際は鼎談になっています。
追記
対談だけを読んで上記のレビューを書いたのですが、対談とは別にプロデューサーの河野英裕さんのインタビューも掲載されています。お二人(三人)が、『すいか』以降、ドラマを作るためにいかに苦闘してきたのかがよく分かります。また、プロデューサー主導によるドラマ制作ばかりになる弊害に関する発言には本当に共感しました。