日本アニメーション創立25周年企画 アニメ主題歌大全集 〜オリジナル原盤による〜
現在ではコロムビアから日本アニメーション主題歌挿入歌全集というCDが
全4巻発売されているのですが、そちらには日本アニメーションの作品のうち
TVシリーズの主題歌しか収録されていないため、TVスペシャルや劇場版の
主題歌まで網羅したこちらのCDBOXは大変貴重です。
特に劇場版魔法陣グルグルの主題歌「金のトビラ」や新居昭乃さんの歌われた
ドラゴンクエスト列伝ロトの紋章の主題歌「少年の羽」や超人ロックの劇場版・OVAの
主題歌5曲など入手困難な名曲を収録しているのは非常にポイントが高いです。
残された人びと (ジュニア・ベスト・ノベルズ (16))
原作の使い方とは、かくあるべきものと実感した。」 という意見がありましたが、私もそう思います。
評判どおり、とにかく暗いです。
ただ、後半に行くにしたがってドクターマンスキー(たぶんモンスリーのモデル)の心の変化や、ラナの芯の強いところなんかは、アニメでよく再現されてるなと思いました。
私は長年手にいれたかったので、ようやく読めてよかったです。
原作のオチは結構気に入っています。
トータルでは面白かったと思います。
また、会えたね!―未来少年コナン (アニメージュ文庫 (C‐006))
アニメ写真集である。
宮崎駿が初めて監督を務めたテレビシリーズ『未来少年コナン』から、名場面をセレクト。場面を選び、構成したのは、アニメーター富沢洋子。オープロダクションに在籍し、コナンの作画にも参加した。
アニメ写真集というのは、矛盾してはいる。動いてなんぼの世界をわざわざ止めて、切り取って、本にして鑑賞する。逆に言えば、一枚絵として鑑賞できるだけのクオリティが、テレビアニメのセル画に求められてしまう、ということである。これは酷な注文だ。
にもかかわらず、この本は、みごとなものに仕上がっている。
アニメーターの感性で選ばれ、編集され、配置された「画」の断片が、「絵」となり、流れを作り、物語を生み出し始める。脳裏に浮かぶその物語はアニメのフィルムをも超える、かも知れない。
ちなみに、宮崎駿は、作画監督の大塚康生が描くラナに満足できず、ある時期以降は全カットに自分で手を入れたという。執念ですなあ。