空色海岸 6 (花とゆめCOMICS)
空色海岸、最終巻。
天人と陸の兄弟は、10年前に妹を海で亡くしていた。
その際、二人の母親は心に傷を負い、正気ではなくなってしまう。
そんな母親から逃げ出した天人だったが、今の姿を見て欲しいため、自分の作ったシーボーンアートを母親に送る。
それを見た母親は、天人と陸が暮らす学校に尋ねてくる。そして無事に和解をする。
和解した親子を見守っていた、朝。
―――ついに天人が朝に想いを告げる。
ハッピーエンドでスッキリでした。
前の作品が消化不良みたいだったので、今回はさっぱりとしていて、良かったです。
こうなったら良いのに〜と思っていたことが、描かれていて、作品を楽しみにしていた人は満足できるものだと思います。
天人が後半、かなり積極的になっていて驚きましたが、それも過去を振り切ったからでしょうね。
ビーチコーミングをやってみたいと思いました。良い作品です。
紅茶王子 第10巻 (白泉社文庫 や 4-18)
ってことでケビンてんてー堂々(笑)ご登場の巻です。
アッサムとケビンの過去のお話を主軸に、水ぶっかけられたりポケ○ンだったり鬼ごっごしたり遊園地行ったりちょっとピンクなハプニングもあったりなかったりな(どっち)カンジです。ケビンとアッサムの掛け合いがイイ!
紅茶王子がわさわさいてホント「揃いも揃ったり」といったこの時期が、いつか彼らが帰ってしまうとわかっていてもやっぱり楽しいですよね!ってことで星5つでしたー。
紅茶王子の姫君 (花とゆめCOMICS)
『紅茶王子』のメインカップルである
「アッサムと奈子」のその後のお話がメインの本です。
二人の間に生まれた娘を中心として起こる、
ちょっとした騒動から家族の絆が深まる話。
あの独特なやわらかいイメージはそのままなので、ご心配なく。
『紅茶王子』での、アッサムと奈子のラストに
少々もやもやした気分を残していた方は、
読んでみても良いかもしれません。
私が、そうでしたのでややオススメ。
他にも、短編が同時収録されてますが、いまいちでした。
ですので、この評価です。