尻切れトンボな感じおすすめ度
★★★★☆
おもしろかったが、43年後半から一気に45年にまで話がとんでしまって、ドイツ軍が壊滅し、パルチザンが全土を制圧する過程が描かれていない。
冒頭の「石の花」の伏線がようやくラストになって解決された。著者が描きたかったのはこれだと思うが、他にも知りたいことはたくさんある。
W.ギュームはどうなったのか、隠匿された金塊の行方は、大佐の最後は?
戦争とはおすすめ度
★★★★★
漫画だけにしておくのは惜しいし、日本語だけというのも惜しい。
正義とは。信頼とは。人間の弱さ強さ。
戦争が終わって勝者と敗者が決まってもそれは物事の一面的な見方でしかない。もし逆の結果なら、同じ人間がまるで違う生活を歩む。
なぜ戦争となるのか。
幸せになりたいから?正しいルールがほしいから?
では、正しいと言うことは何なのか、絶対的なものなのか相対的なものなのか。相対的であれば間違いがあって正しいことが存在するのか。
お勧めです。巻末の資料一覧も興味のある方にはためになると思います。