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ボーン・スプレマシー

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おすすめ度:★★★★★
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せっかく、穏やかに暮らしていたのに。事実を知る悲劇が。
おすすめ度 ★★★★★

出だしから、かわいそすぎます。
記憶喪失に悩まされつつ、異国の地で新しい生活を目指していた主人公が突然現れた悲劇に巻き込まれてしまいます。
最初から最後まで形を変えて、あまりにもかわいそすぎますね。
混沌からトリガーがかけられ、事件の真相解明と自分探しをはじめることになるのです。
壮絶なアクションとスリルで展開していきますが、絶対的な知的戦闘能力を持つ主人公ですから、何故か安心して楽しめます。



1作目よりいいなんてめずらしい
おすすめ度 ★★★★☆

柳の下のドジョウといわれるが、この映画は逆。2作目のほうがいい。
1作目でとりあえず軽くフッキングしておいて、つまりエンタテイメントに仕立ててミーハーをつかまえて…といった高度なテクニックを使ったのだろうか。
原作がラドラムというのもやはり効いている。ただ、内容はかなり違う。それでも原作の雰囲気はきちんと維持されている。
宮台真司風に言えば、「原因を社会のせいにできた時代から、自己自身が問われる時代への変遷」といったところか。
3作目はまだだが、どうなるのか。



「ボーン・アルティメイタム」との繋がり
おすすめ度 ★★★★★

最後のパメラ・ランディとの会話は3部目に繋がる。
『?』と思われる方はそれが正しい答えです。これは3部目を見ないとわからないですからね。
“ボーンアルティメイタム”を観た方はお気付きかと思いますが、本作の最後のシーンに『あっ』と思われたでしょうね。
私自身は意外性に一つの感動を覚えました。今思うと、すごく丁寧に作られた作品だったんだなぁ、と改めて感心しました。

本作の見所は特にカーチェイス(私個人はこちらの方が好きです。)そして、アクションに人間味あるストーリーですね。結局、全部かな。

お薦めしますが、まずは第一作目からが絶対条件になります。



賢い!
おすすめ度 ★★★★★

マリーとのシンプルな生活から始まるが、やがてボーンの孤独感が前面に押し溢れてくる!
しかもボーンの行動には常に間違いがなく正確で繊細、精密?!
現実にも、知的なマットデイモンさんの演技にはいつも感嘆驚嘆ですし、とても孤独で喪失感が画面にあふれながらも、彼の人間的な面も感じられます。ラドラム原作とは、微妙に違う方向に進んでるようですが、次回作にはさらにさらに期待込めてしまいます。
相変わらず、ラストのスピディーでスリリングな展開には、手に汗握り何もかも忘れて見いってしまいますね!



広大なるユーラシア大陸を駆け抜ける殺し屋の哀愁!
おすすめ度 ★★★★★

いや〜〜第一作もほんとうに良かったしクールだったのすが、今度はもっと凄いです。アクション映画としては、ジェームズ・キャメロンの『ターミネーター』に次ぐくらいの大傑作名作だと思います。

第一作でも、なんか『ターミネーター』を想起させるシーンが多くあったけれども、今回もそうでありました。まあ、あの1980年代のアクションの名作は、いまやアクション映画のテキストなんでしょうが。

今回は、インドやナポリ以外に、ベルリンやモスクワなど、旧社会主義国の陰影ある街が舞台になっていまして、いかにもユーラシア大陸をまたにかけるボーンの哀愁と孤独が、ベルリンやモスクワの陰影ある街のテクノゴシックな趣が似合っていました。

キャスティングも前作以上。マット・ディモンは、汎ヨーロッパ的な魅力がありますが、最後にニューヨークはマンハッタンが出てきて、やはり彼は東海岸が似合うなと納得。ボストン生まれだもんね。

絶対に見るべし!もう、ほんとにクールだ!


概要
マット・デイモンが記憶をなくした元CIAのエージェントを演じる、シリーズ第2弾。前作で自分の素性に感づいた主人公のボーンは、恋人とインドに潜んでいたが、何者かに追われ、恋人が命を落としてしまう。自分が、ベルリンで起きた殺人事件の容疑者とされていると知った彼は、自らCIAを挑発するかのようにイタリアからドイツへと向かう。
CIA時代の記憶は戻らないが、殺人兵器として訓練された本能は忘れていないボーン。その肉体技は前作以上にキレを増したようで、容疑者として拘留された部屋からの脱出劇など目にも止まらぬ早業に息をのむ。監督は1作目と交代したが、このシリーズの持ち味である、見ごたえのあるアクションは受け継がれた。とくにモスクワでのカーチェイス(撮影はドイツのポツダム)は、至近距離のカメラも多用され、臨場感とスピード感が並大抵ではない。主演のデイモンは、日本では好き嫌いに分かれるタイプの俳優だが、一見、アクションが苦手なイメージの彼が超人的なスパイを演じることで、観客は無意識のうちに共感度を高めていると思う。このシリーズ、観ないで済ますのにはもったいない本格派のスパイ・アクションである。(斉藤博昭)

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