“It”(それ)と呼ばれた子 幼年期 (ヴィレッジブックス)
この本を買ったきっかけはたいしたことではなっかたのですが、読み進むうちに、彼の苦しみに胸が痛くなり、そして、彼の身体的、心身的な強さに強く心を打たれました。
幼少期の辛く苦しい経験をありのまま書き綴られているこの一冊を読むと、彼が過ごしてきた、あの地獄のような悲惨な現状が、まさに目の前で起こっているような錯覚すら覚えました。
地獄の中で生き抜いてきた彼の意志の強さに大変励まされると共に、生き抜く事の大切さも教えられました。
読むことができてよかったと思わせてくれる一冊でした。