小さな恋のものがたり第42集
子どもの頃から、初夏を感じるようになると、毎年当然のように書店で買い求めていた「小恋」。
その恒例行事が突然プツンと途切れてからは、寂しい寂しい初夏を迎えていました。
みつはしさんが戻ってきてくださったことに、心から感謝したいですし、ご自身のお体を十分に
いたわっていただきたいとも思います。
第1巻から読んできてすべて手元にあります。
みつはしさんご自身の若かった頃のようなパワフルさが徐々に薄らいできているのは否めないように
思いますが、相変わらず音符足のチッチがサリーのことでハラハラドキドキしています。
「小恋」に初めて出合った小学生時代……高校生活ってこんな素敵なのだと憧れたものです。
いつしか私も年を重ね、わが子たちも高校生活をすでに終えてしまいました。
でも、私は今も高校野球が大好きなように、「小恋」の世界も大好きです。
人それぞれでしょうけど、人生において、高校の3年間……私は輝いてる感じがします。
チッチ、青春を謳歌してちょうだいね、これからも応援してるよ!
あなたにめぐりあえてほんとうによかった (絆シリーズ特別編)
体調が悪いとお休みされていたみつはしさんが、お元気で本当に良かったと思っています。「小さな恋のものがたり」に出合ったころ(私は小学生でした)のきゅ〜とせつない気持ちがよみがえりました。みつはしさんの情緒のある絵に相田みつをさんの詩が違和感なく添えられています。手書きの文字の温かみのあるページに慣れていると、少し活字は物足りないかもしれませんが、このコラボは凄いと思います。持っているだけで心がほっこりすると思うのですが。いかがでしょうか。みつはしちかこファンとしては感謝に尽きない1冊です。
片恋のときめき
『小さな恋のものがたり』は、今年、連載開始から50周年。私も、妹が買ってもらったものをよく読んでいました。
本書は、春夏秋冬ごとに35の絵が掲載されており、チッチとサリー、季節の花等と詩の組み合わせになっています。ちょうど、見開きで1枚の絵になっており、横長の体裁ですので、机の上に開いた形で置いて楽しんでいます。色合いが鮮やかで、季節の情緒がたっぷりなので、室内装飾としても使える本ですよ。
みつはし先生は70歳を過ぎられ、ご病気をされたそうですが、現在ではご回復され、42集を刊行されました。いつまでもお元気で描き続けていただきたいです。