Collection
エセル・マーマンはNYブロードウェイが一台娯楽だった時代の女王様。ハリウッドのジュディー・ガーランド、ブロードウェイのマーマン。二人は仲良しだったらしいけどマーマンの豪快で気さくな立ち振る舞いはその歌声にいちばんに現れている。下手な感じすらする独特な節回しをこのベストコレクションで堪能することができる。選曲が贅沢でマーマンの代表曲であり正にアメリカンクラシックがこれでもかと収録されている。あの名曲もこの名曲も実はマーマンという女性が最初に歌ったのだと気付いて改めてその偉大さを知る。偉大な作曲家たちの想像力をフルに働かせたであろうマーマンの存在はやはり二十世紀のアメリカにおいてなくてはならない存在だったのだ。ラストのジプシーからの選曲は鬼気迫る歌いっぷりで圧巻!!!
ショウほど素敵な商売はない [DVD]
1954年公開作品、映画公開時彼女は28歳、芸能一家がメインのミュージカル仕立て作品、マリリンは有名になる事を夢見る踊り子の役、1953年「紳士は金髪がお好き」でスターの仲間入りを果たし54年には「帰らざる河」に主演をした女優マリリン モンローがなぜ、こんな小さい役を?と当時も不思議がられたが、ここには「君はまだ、スターではない」と思い込ませようとした所属会社20世紀FOXの思惑があった様です、それでも作品自体は大作だし内容も悪くなく豪華で楽しい作品に仕上がっていますね。
ショウほど素敵な商売はない [Blu-ray]
1954年公開作品、既に「紳士は金髪がお好き」「億万長者と結婚する方法」「帰らざる河」とアメリカを代表するスター女優への転身を果たしていたのに主役でないこうした役柄を演じたのか不思議がられた作品だったが、そこには所属20世紀FOX社がマリリンにまだスター女優ではないと思い込ませる思惑があったとされる、事実、「紳士は金髪がお好き」で共演の女優ジェーン ラッセルがギャラ20万ドルであったにも関わらずマリリンはまだ週給制でまだスターではないとの理由で個室すら与えられなかった、これに対して「紳士は金髪がお好き」の金髪は私よ!と彼女が個室を要求したのは有名なお話、それでも主役ではないけどこの「ショウほど素敵な商売はない」は芸能一家のお話でスターを夢見る若い女性役のマリリンはとても魅力的で3曲の歌と踊りを披露しているという豪華さなので彼女のファンにはたまらない作品に仕上がっていると思いますよ!。
フライングハイ [DVD]
世代的なところがあるかもしれないが、パロディの代表作品の一つだと思う。30代以上だったら自然に笑えるかもしれない。笑えなかった人はエアポート・シリーズを勉強してから本作品を鑑賞すればよいと思う。
映画史に足跡を残した佳作だと思います。製作者のコメント付きで見ることもできるので二度おいしい。私自身こういうの大好きです。もっと、欲しい。
クラシック・デュエッツ(CCCD)
このアルバムの多くの曲は1957−60年に米ABC系で放映された『フランク・シナトラ・ショー』の一部を集めたものです。
盟友であるディーノやサミーはもちろん、多くのゲストを迎えての歌と語りのバラエティー番組でした。
全21曲ですが、その内2つのメドレーが入っており、ひとつはダイナ・ショアーで、もうひとつは『ストーミー・ウェザー』で知られているレナ・ホーンです。どちらもシナトラとは40年代MGMミュジカル映画全盛期からの仲で、楽しいそうにデュエットしているのがわかります。
このアルバムの最大の価値としては、なんと言ってもエルビス・プレスリーとの異色のデュエットでしょう。ともに同じ時代に歌と映画で活躍したが、方やロックの王様ですからどうなることかと思ったが、さすがにピッタリとはいかなくても、それぞれの持ち味を十分に魅せてくれました。それにしても、録音からもわかりますが、エルビスの人気の凄さは凄かったんですね?彼が歌う時だけ、女性ファンからの声援が響きました。
できることなら、このアルバムを選ぶ前にこれと同じ収録のDVDの購入を検討してみて下さい。
元々テレビ番組ですので映像で楽しむ方が良いし、このアルバムを聴いていると何故か実際に観てみたくなるからです。