あの頃映画 「みな殺しの霊歌」 [DVD]
ずっとリリースを待っていましたが、ようやく観られました。
「炎のごとく」「沓掛時次郎」の巨匠加藤泰の隠れた傑作。
加藤泰監督が現代劇を手がけるというのもめずらしいのですが、
徹底したストイックな画作りや冒頭のハードな描写など凄まじく、
どんどん引き込まれていきます。
山田洋次がプロットを担当しているのですが、
倍賞千恵子と兄の関係などは「男はつらいよ」のダーク版を連想させます。
シンデレラ・ラブ (ハーレクイン・イマージュ (I17))
30年近く前に書かれたものですが、すこしも古さを感じさせません。仲原もえさんの翻訳もとても読みやすく(翻訳者のセンスが感じられます)、ハーレクイン物には珍しい174ページのお話ですが、一気に読ませます。私にとっては、ロバータ・レイのベスト作です。
これから世界で起こること
前半はそこそこタメになる情報などあるかな、とは思うのですが、後半は著者の勧める主観的な「生き方論」になっていて若干ウザく感じました。他の方もおっしゃっていますが、立ち読みで十分吸収できる程度の情報量です。